12月に観た映画

12/2 『妻という名の女たち』(1963/筧正典)★★
12/3 『野のなななのか』(2014/大林宣彦)★★★★
12/4 『エーミールと探偵たち』(2003/フランツィスカ・ブッフ)★★★
12/6 『女獄門帖　引き裂かれた尼僧』(1977/牧口雄二)★★★★
12/6 『パンスト美脚妻』(2013/山内大輔)★★
12/8 『ツンデレ娘　奥手な初体験』(2019/小関裕次郎)★★★
12/8 『恋のプロトタイプ』(2014/中村公彦)★★★★
12/9 『何処へ』(1966/佐伯幸三)★★★
12/9 『まりかマリカまりか』(2019/山内大輔)★★★
12/9 『スナックあけみ』(2019/山内大輔)★★★★
12/10『飛ぶ教室』(2003/トミー・ヴィガント)★★★★
12/11『決算！忠臣蔵』(2019/中村義洋)★★★
12/12『最短距離は回りくどくて、ｎｏｉｒ』(2019/山内大輔)★★
12/12『最短距離は回りくどくて、ｂｌａｎｃ』(2019/山内大輔)★★
12/13『まん・なかーＹｏｕ’ｒｅ　Ｍｙ　Ｒｏｃｋ−』(2019/高原秀和)★★★★
12/13『いつか・・・』(2019/高原秀和)★★★
12/15『佐倉絆デビュー５周年記念ドラマ作品　さよならの時間』(2019/山内大輔)★
12/15『やくざの墓場　くちなしの花』(1976/深作欣二)★★★★
12/16『それから』(1985/森田芳光)★★★★
12/16『不良番長　やらずぶったくり』(1971/野田幸男)★★★
12/17『ＧＯＫＵ・ＯＨ　極王　第三話』(2019/港雄二)★★
12/18『溢れる淫汁　いけいけ、タイガー』(2019/国沢実)★
12/18『真昼の切り裂き魔』(1984/滝田洋二郎)★★★
12/18『いつかのナツ』(2018/竹洞哲也)★★
12/19『麻雀覇道伝説　天牌外伝３』(2019/小沼雄一)★★
12/20『カツベン！』(2019/周防正行)★★★
12/20『麻雀覇道伝説　天牌外伝４』(2019/小沼雄一)★★
12/22『雄呂血』(1925/二川文太郎)★★★★
12/22『点子ちゃんとアントン』(2001/カロリーヌ・リンク)★★★★
12/23『家族ゲーム』(1983/森田芳光)★★★★
12/23『ふたりのロッテ』(1995/ヨゼフ・フィルスマイヤー)★★★★
12/25『あさき夢みし』(1974/実相寺昭雄)★★
12/26『人妻の吐息　淫らに愛して』(2019/加藤義一)★★
12/27『団地妻を縛る』(1980/渡辺護)★★
12/29『ＳＩＢＥＲＩＡＮ　ＥＸＰＲＥＳＳ』(1996/水野晴郎)★★
12/30『赤穂浪士』(1961/松田定次)★★★
12/31『ＳＩＢＥＲＩＡＮ　ＥＸＰＲＥＳＳ２』(2001/MIKE MIZNO)★★

ケストナー原作の4本をまとめて鑑賞。時代が変えられている以外、基本的に原作どおり。地味だけど見終わった後幸福感に浸れる。子役たちも自然でいい演技をしていた。

梅宮辰夫の追悼として手持ちディスクからセレクトした『やくざの墓場くちなしの花』では渡哲也と壮絶な殴り合いをしたあと、梅宮「けんかもようやったがせんずりもようかいたなぁ。ごろまいたあとはなんやらこうむくむくとたちよっておさまらへんのや」、渡「おぅけんかのあとのあれはええもんじゃ」、梅宮「ほうかほたらわしらせんずりきょうだいやな」。『やらずぶったくり』はすべて観ている不良番長シリーズの中で最もアナーキーで荒唐無稽で笑いが止まらない。

『あさき夢みし』は昔観た（今はなき新宿座で1982年に）が、今回は原作の「とはずがたり」を読んだので久しぶりの鑑賞。よく言われている「画面が暗い」というのはそれほど気にならなかった（実際にあの時代の夜は暗かっただろうし）が、主人公のジャネット八田が下手すぎて台無しにしているのが致命的。それにしても原作が「とはずがたり」であることがクレジットされていないのが疑問。

「シベ超」シリーズは３までは公開時に観てたがそれ以降はパスしていたので、この際シリーズすべてを見直してみようかと。どんなつまらない作品でも、何らかの発見や楽しみどころはあるものなので・・・。