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2019年12月30日04:50

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オランダでフィルムカメラで生きるプロカメラマン

ぐっさんの読売テレビ「グッと!地球便」を週間予約して観ています。

今回はオランダで活躍するプロカメラマン。それも信楽焼の重要無形文化財保持者のお父さんの元の陶芸を捨ててカメラマンに。
それもオランダで。

興味深かったのはカメラが古いフィルムであったことです。
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たしかデジカメもなかった子供のころ、写真館での記念写真とか、学校に地元写真屋さんがこういうのを持ってきて撮影していたような記憶です。

こちらはモノクロで、あえて実際に目に映る絵と違うところに意味があるそうです。

カラー写真を使う場合も随分レトロなカメラでした。
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そのアナログフィルムをデジタルスキャナーで取り込んで、PC上の画像補正するあたりが現代的でしょうか。

逆張り人生の美学を書きましたが、それも思い出しました。

誰もが今使うデジカメでは商売にならなかったかも。

実際にオランダ政府、オランダ皇室からのオーダーもあるそうです。

これがテレビで紹介されたクラシック音楽家からのオーダーのプロモーション写真です。
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きっかけはお父さんがカメラ趣味で、こういうフィルムカメラがたくさん自宅にあったことと、お父さんの信楽焼をフィルムカメラで撮影したときの質感が忘れられないからとか。
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構図のみならず、特に光の当て方、フラッシュを使うか使わないか。使うにしてもダイレクトに向けるのか、反射光を使うのか。

これはオーディオのルームチューンから、ケーブルなどオーディオアクセサリーでの積極的なトリートメントに実に似ていると観ました。

あるいはレコーディングにも通じますね。
真空管時代のコンデンサーマイクが珍重されていたり、廃盤になったSONYの真空管付きコンデンサーマイク、C-800G/9Xをあのハービー・ハンコックは今でも重用していたり。
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同じ空間の切り取り方。絵も音も相通じることがあるとかつてのレコーディング時代も思い出しました。

カメラもオーディオも結局は人間力。ハードの性能云々と言っている間はまだまだなのだろうかと思いました。

カメラも録音もどう空間を切り取るか。

となると、再生も空間再現。日本家電メーカーのオーディオが世界で売れなかったのは、切り取られた空間再現ではなく、音そのものに囚われたからかな。そういう音でしたね。
今でもテクニクスのスピーカーにそのころからの癖が残っていますね。


検索すると、彼についての詳しいサイトがありました。
https://imaonline.jp/articles/interview/20180510shinji-otani/#page-1

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