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2019年12月24日04:50

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蕎麦打ちと自作スピーカーはやりません

オリーブオイルだけを使ったパスタです。
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好みで鷹の爪かニンニク片、パルメザンチーズをかける程度の極シンプルな味付けです。

これすら自分ではゼッタイに作りません。

一流のプロが作るオイルパスタは、パスタの茹で汁とオイルを絶妙のタイミングとテクニックで混ぜて乳化させて、クリームのようにしてしまいます。

これに対して自分がやれば乳化などおよそ困難。ただのオリーブオイルを茹でたパスタに絡めただけの油そばで終わるのは目に見えていますので。

毎回安定した味も出せませんし。

同じことが蕎麦打ち。
素人の蕎麦打ちのレベルはさんざんわかっていますので、自分では打ちません。

加水量すら、その日の湿度、温度や製粉で変わるのに、レシピ集のそば粉何グラム、水何ccというやり方では安定したそば打ちすら無理でしょう。

仲間からその辺の蕎麦屋、ラーメン屋、焼き鳥屋顔負けと言われて調子にのって脱サラ。

蕎麦屋などを開業したものの、その友達すら寄り付かずに閉店は皆様の周りにもあるのでは。

こういうシンプルな料理こそ、技術と経験、体力、そうして経営能力が問われますね。

先日の居酒屋での卵焼きも、料理人と料理人志望のJkが作ったものは素材、塩気の量は同じでも調理疑似の違いから、見た目は似たようでも、味は異質と同じです。

同じ意味で自作スピーカー、自作アンプ、自作DACなど。
これも自己満足レベルならまだしも、間違いなく、ショップの棚に並べられるようなものはまず見聞きしたことはありません。

素材、試行錯誤、加工技術、経験、知識などプロに及ぶことは極めて稀でしょうね。

仲間内からいい音だね!と言われるレベルと、実際にショップに並べられるレベル、そうしてさらに財布をあけてお金を出してもらえるレベルとは自ずとステージが違うと思います。

だから、とにかく美味しい蕎麦、素晴らしい音響を求める立場からは、もう自作スピーカーや半導体アンプなど蕎麦打ち趣味同様、自作する気にもなりません。

真空管アンプに手を出しているのは、何百台と市販、自作品を見聞きして、料理法のノウハウがあるからです。

メーカーの試聴室で、開発者ご本人と話したり、ダイナミックオーディオの川又店長以下のプロの売り手の皆様との会話でも素人が手を出して追いつける話しではありませんね。

あのTa.Ku.Toスピーカーも販売まで漕ぎ着けるのに、最高金属加工技術などを総動員して、ダイナミックオーディオの川又ルームで世界のトップハイエンドスピーカーと戦いながら試作が繰り返されて5年近くかかっています。

自作オーディオ発表会から足が遠のいた理由でもあります。
素人がちょっと作ったからといって、世界のハイエンドオーディオと並べられるような音質など出るわけがないですから。
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