この差なんなの?という番組が面白いです。
つぶやきで、テクニクスのパワーアンプがイギリスのオーディオ誌で5星中1星しか評価を得ていないこと。
たしか音が薄い、エネルギーがない・・・と。
またこの2本で300万円のトップモデルのぼやけた低音など音の悪さでアコースティックリバイブの石黒社長とひとしきり話題にもなりました。
試聴会でアコースティックリバイブのケーブル比較をこれでやるようにオーダーされて閉口したそうです。
それはそうでしょうねえ。この音質では・・・
他方、昨日の試聴で、これなら海外に通じる、実際にアメリカのアブソリュートサウンド誌で高評価のTAD ME1の実力がはっきりわかりました。
アブソリュートサウンド誌の評価記事
中高音のベリリウム同軸ユニットからの確かさはもちろん、特筆すべきは低音。
バスレフ型に分類されているのに、最低域までの解像度が保たれていました。
もちろん風切音などの問題はありません。
そうして伸びはダイナミックオーディオの川又店長さんの低域チェックDISK、アコースティックアーツ ノーコンプレッションシリーズ1の4曲目、SAMBIENTA。
この20Hzから30Hz帯域まで落ち込んで響くシンセサイザーの通続的低音演奏までがやや少なくなるものの聞こえるのですね。
この小型2ウェイで聞こえるシステムはB&W805あたりでも無理ですね、
TADは親会社だったPIONEERが瀕死の状態ですので、こうして切り離されていて実に正解でしたね。
他方のTechnics。192KHz/24bitのデジタル信号のまま調整できるデジタルコンソールを作ったお取引先からも、ベルリン・フィルのハイレゾ配信のためにこれを開発できたのはうちだからで、ベルリン・フィルとの関連を謳うTechnicsにはそんな技術はありませんよ!と。
音質、技術ともTechnicsの存続は心配になるのでした。
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