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2019年12月22日15:52

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特捜ロボ ジャンパーソン 第17、18話

今回も、youtubeで配信中のジャンパーソンのレビュー。

この回から、この作品の本筋にいよいよ入った感がする。
それまで敵側ではなく主人公側のレギュラーが固定されず、
毎回異なるキャラが物語の主観となって、そこにジャンパーソンが現れる手法が続いたが、
やっと、主人公側のレギュラーキャラが登場する。

ジャンパーソンの生みの親である若き女性科学者の三枝かおる。
その彼女の弟の三枝周平。
この2人は最終話までレギュラーで登場
そして、遂にジャンパーソンの秘密基地が登場。
そのジャンパーソンの誕生秘話が描かれる17と18話の2話完結エピソード。
ジャンパーソンの誕生は闇に葬られた忌まわしい過去であった…


第17話「初公開JP基地」
国連から日本に帰国したのはロボット工学の権威・三枝かおる。
そのかおるを狙っているのは、国際兵器マフィアの幹部・ジェフ権藤。
その権藤を利用して、かおるとジャンパーソンの関係を洗い出そうとする帯刀。
それを阻止するジャンパーソンだが、またもや「悪を倒せ!」の声が彼を苦しめる。

ちなみにジェフ権藤を演じているのが「超電子バイオマン」でレッドワンを演じていた阪本良介。
ヒーローを演じていた阪本さんが悪役。
この作品、ジョージ真壁もそうですが何かと元戦隊の役者がよく出てくる。


第18話「JP誕生秘話!! 」
帶刀の罠に落ち、攻撃されるジャンパーソンは誕生した過去を思い起こす。
かつて、警視庁が犯罪撲滅のために密かに開発した警官ロボットのMX-A1。
しかし、テスト段階で過激な行動で暴走したために廃棄処分されるが、
開発員の1人であった三枝かおるは、スクラップのMX-A1を回収し、修理改造してジャンパーソンに生まれ変わる。

このMX-A1の回想シーンは衝撃的だった。
MX-A1が目覚めるシーンが、あのロボコップを思わせるような感じもする。
ロボコップは元人間だけど、MX-A1は根っからのロボットなので感情が乏しい。
テストで使われる犯罪者ロボットを徹底して攻撃する姿は、
もう犯罪者を抹殺する暴走ロボットだった。
それで廃棄される事に、かおるは命を創造して思う通りいかなければ捨てる身勝手な人間に怒りを覚える。
後々にさらに分かるんだけど、かおるのジャンパーソンへの想いは単にロボットではなく、人間と同じ命を持つ者として見てる感がある。どこかジャンパーソンへの恋愛感情もあるように思う(後にその恋愛感情もはっきり描写される)

この三枝かおる、ロボット工学の天才だけでなく、
この2話で、二度も敵を欺く作戦を考え出すことにおいても頭が切れる。
自身にそっくりなダミーロボットを使って敵を欺く。
後のエピソードで大胆に敵に味方するような行動を見せる、一歩間違うと危険な行動に出たりする。一筋縄ではいかないキャラの魅力がある(これはまた語るけど)
でも、彼女自身が死んだように見せかけるために使い捨てされるダミーロボットに関したら何とも思わないのか?とも思うが、
これはジャンパーソンに一途な彼女だから出来ることかもしれない。

MX-A1は色が紫ではなく緑。
全身がおもむろに武器だらけで、警官ロボットというより軍事ロボットな感じもする。
改めて思ったんだけど、ジャンパーソンのバイザーを取った素顔が、凄く優しい目をしてる。
どこか仏像を思わせる表情をしてるのが印象的。

それと、今回は帯刀龍三郎とジョージ真壁と綾小路麗子の3大組織のボスが登場し、
初めて会話するシーンが登場!
お互いに存在してた事は前々から知ってたようで。
個人的にはもっと敵組織同士の絡みが見たかった。
後に敵組織同士が抗争する回があるにはあるが、それはまた語ります。
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