君は私との会話をうちきりたいと言った
ギルドチャットがあるからそこで
個人的な会話ができない場所のみの会話で
なにが二人の関係を保つのだろう
もともと君には私などいらない存在だったのだろうね
迷惑かけ通しだったのかな
こんなに愛しいのに
狩り先から帰ってきたので
「おかえりなさい」
言ったけど返事はなかった
留まることも知らぬ速さで
私などいないかのごとく
寝ることを仲間につげ
自分の世界に帰った
風が巻き上げる葉を私は思い出す
あれは殺傷する風
草が巻き上がる様子は幻想的ではあるけど
その草は孤独なのかもしれない
今の私のように
否・・・孤独なのはきっと君だね
私は結局救えなかったんだな
今は消えるしかないのかもしれない
君の前から・・・
11fin
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