しばらくでしたが久々に、youtubeの動画配信されてるジャンパーソンのレビュー。
ここまで全く謎に包まれたヒーロー。
ロボットだから、当然誰かに何らかの目的に作られたのですが、
この15と16話で、ジャンパーソン誕生の鍵となる描写が出てくる。
第15話「翼をすてた天使」
ロボット研究所の大爆破で彷徨っていたロボットのエンジェル。
たった4人の小さな町工場に拾われて、まっとうに働いていたが、
エンジェルの元にあの帯刀が…
実は帯刀が西村博士に依頼して作らせた破棄工作ロボットだった。
この回は、前の回でも何度か描かれた「ロボットの存在意義」を問う内容。
町工場の人たちとエンジェルとの深い絆が描かれる良い内容だった。
しかし、ジャンパーソンが戦闘中に突如心の中の声が彼に命令する。
「悪を倒せ!悪を倒せ!」
これは…
ちなみに工場長を演じた西尾徳。
聞き覚えのある声をしてるな?と思ったら、
特撮やアニメなどで数多く声を当てている声優でもある。
特撮の怪人の声や「ゲッターロボ」の武蔵の声が印象強い。
従業員では、依田英助が声優や特撮でもお馴染みだし、
河井マモルは「特捜エクシードラフト」の1人に、
田中優樹は次の作品「ブルースワット」ではレギュラーだった。
第16話「熱闘ど根性ロボ」
ネオギルドは今までのロボットには強さだけでなく根性が足りないからと、
根性注入棒で戦うR3号をジャンパーソンに差し向ける。
ロボットに根性が必要なのかと?
R3号を演じてるのが、悪役商会でお馴染み丹古母鬼馬二!
子供の頃から、このインパクトありすぎの名前に個性的なルックスでよく覚えている。
昭和のドラマでは何度も見た悪役である。
この回、はっきり言って丹古母さんの魅力あふれるワンマンショーというべき、
内容全体を支配してるほどの存在感(笑)
この人、悪役なんだけど何処か憎めない雰囲気もある。
この回でもジャンパーソンは、心の中から「悪を倒せ!」の命令が何度も繰り返され、
良心回路のショートしたキカイダーのように暴走しかける。
遂に、R3号を作った頓田博士を抹殺しようとする。
頓田博士は悪とは言え生身の人間で、それに武器を向けるジャンパーソン。
一歩遅ければ、人間を殺す手前だった。
ちなみに博士を演じてるのが名脇役の上田忠好。
昭和の特撮物や一般ドラマで一度見ると忘れらない存在感のある役者で、
禿げ上がった頭に嫌味で癖のあるキャラを演じてるのが多い。
ジャンパーソンが面白いのは、ゲストで見たことのある顔ぶれの役者がよく出てる事でもある。
レビューしてなかった回でも、スーパー1やゼネラルモンスターやブルードルフィンの人たちがよくゲストで出ていた。
そして、ジャンパーソンに命令する「悪を倒せ!」は何なのか?
いよいよ、次回からこの作品の核心に迫る重要回です。
ジャンパーソンの生みの親も遂に登場する!
この辺りから、ますます盛り上がっていく。
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