会場：尼崎市総合文化センターあましんアルカイックホール
2019年12月01日 13:30開演
出演者(敬称略)
指揮：大山平一郎、阿曽沼 飛昂(〇)
Ｐｆ：酒井有彩＊
管弦楽：シュタール・フィルハーモニー管弦楽団
Vnゲストトップ：中村洋乃理
Ｖｃゲストトップ：佐古健一
曲目
〇ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770〜1827)作曲
バレエ音楽「プロメテウスの創造物」Ｏｐ．43から序曲
＊ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756〜1791)作曲
ピアノ協奏曲第20番ニ短調Ｋ.466
20分休憩
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770〜1827)作曲
交響曲第４番変ロ長調Ｏｐ．60
私にとってのベートーヴェン３連チャンのラストはシュタール・フィルハーモニー管弦楽団の
古典派をテーマにした演奏会。とは言え初めて行く場所で初めて聴く楽団。
実は一番好きな作曲家がベートーヴェンで２番目がモーツァルト。ゆえに大いに気になる曲目で
あるが、そこで一押ししたのがソリスト。酒井さんは生演奏を聴いた事があるしＣＤも持っている。
今回のベートーヴェンの２曲、実は演奏機会が何れも少ない。一番好きな作曲家でありながら
恥ずかしいながら去年までベートーヴェンがバレエ音楽を書いている事を知らなかった。
司会を務められた阿曽沼飛昂さんがお話しされたのを伺うと生涯２曲書いているとの事。
ベートーヴェンは様々なジャンルの曲を書いたジェネラリストでもあった。前回は
尾高忠明音楽監督指揮大フィルの交響曲全曲演奏会の初回。16曲から成るそうだが全曲は
聴いた事がないし、バレエとしても台本が失われており演じられない。
ハ長調で書かれており、分かり易く、しかも盛り上がる。それでいて火の神プロメテウスの
激しさも感じられる。阿曽沼さんの指揮が見事に決まった。(つづく)
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