11月30日(土)前日の誕生日に幾つかのお別れをして、電車に乗り青梅方面へ。
先日、演奏でうかがった青梅駅を越えて沢井駅で下車。
初めての澤乃井園は少し肌寒くもありましたが、四方を囲む山々は、そっと静かに美しく死にかけていました。
少しの酒を飲み、息を切らしながら山を歩き、清んだ青空を切り取る真っ赤な紅葉を見上げていました。
夜がいつの間にか忍び寄り、1日の終わりが始まる頃にはこの小さな駅のホームに赤い顔したご機嫌さんが溢れて電車を待っています。
私もその中に混ざり込んでまた町まで運んでもらいました。
途中、中野で降りて「やまよし」で餃子を摘まみ至福。
疲れはてたと言う訳ではないけれど、見知らぬ日々への不安は残ります。
伝えずに済むならば、このまま此処にもいられたのでしょう。
でも、気付いてしまったのならば、あなた達が言えないなら私が言わなければ。
私は知っていたのだから。
本当は、初めから終わっていたことを。
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