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2019年11月17日19:33

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ホンダPUは高地が得意なようだ

今年のホンダPUはホンダジェットの技術を取り込んで、かなりタービンの改良に取り組んだらしいが、それが高地のコースで効いている感じ。

今年勝利したオーストリアと幻のPPになったメキシコは両方とも標高が高かった。ここブラジルのインテルラゴスもメキシコほどではないが標高が高い。高地コースはすっかりホンダの得意コースになった感がある。

ブラジルのインテルラゴスはレースシミュレーションゲームでやってみると、ちょっと踏むとすぐ飛び出すコースでなんとも息苦しい。そういうコースはコーナーリングマシンのレッドブルは速い。シャーシの特性に合っていて、高地で有利なホンダパワーも相乗したので速かった。

もちろんフェルスタッペンの腕も良い。踏み難いコースでも果敢に攻める走りは往年のセナを思い出す。セナの方がもっとアクセルで車を曲げるタイプで加速重視型ではあったが、なんとなく走りの雰囲気が似ている。

ここはけっこう抜き難いコースなので、予選のポジションは重要になる。フェルスタッペンは昨年もここで速かったので、トラブルがなければポールトゥウィンの可能性はかなりあるので期待したい。



そして驚いたのがガスリーの7番手。中低速コーナーが多くて旋回性が問われるこのコースはレッドブルには合っているが、トロロッソの車体にはあまり向かない。あまり向きではないコースでベスト・オブ・ザ・レストの位置につけたのは大きい。

このコースはライコネンが得意としているので、後ろからライコネンが追い上げて来そうだが、なんとなく7位のポジションは守れそうな気がする。

反面振るわなかったのはアルボンで、6位(つまりトップ3チームの中で最下位)が定位置になりつつある。ブラジルの短めのコースでチームメイトと0.4秒差も厳しい。

来期シートの発表があった直後にアルボンがイマイチでガスリーが好調というのは皮肉な話だが、レッドブルはもうチームタッペンで行くことが決まっていて、フェルスタッペンとドライビングスタイルが近いアルボンをセカンドにすることもとっくに決まっていたと思われるので、ガスリーは決勝でアルボンより前でゴールするぐらいやらなければレッドブルの目はなかったと思う。



2020年はレギュレーションがほとんど変わらない年なので、19年型とマシン特性はほとんど同じだからアルボンを乗せておく方が無難という判断になったのだと思うが、2021年は車体のレギュレーションが大幅に変わるのでまた考え方が違ってくる。

最近のドライバー市場で気になるのは、アロンソがやたらとフェルスタッペンを誉めていることで、ひょっとしたらレッドブルでF1復帰を狙っているのかも知れない。
アロンソのドライビングスタイルは旋回速度重視型でフェルスタッペンとスタイルが近い。


■ホンダF1が2019年2度目のポール。ブラジルではセナとの1991年以来「最高の予選結果を優勝につなげたい」と田辺TD
(AUTOSPORT web - 11月17日 08:21)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=186&from=diary&id=5867293
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