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2019年11月11日19:41

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「脱出」、「非情の罠」

 …正午まで、アルバイト。

 帰宅後、DVDでハワード・ホークス監督の「脱出」と、スタンリー・キューブリック監督の「非情の罠」を観ました。



 ☆「脱出」(1944)監督 ハワード・ホークス 出演 ハンフリー・ボガート、ローレン・バコール、ウォルター・ブレナン、ドロレス・モラン、ダン・シーモア、ウォルター・サンド、シェルドン・レナード

 ナチス・ドイツのフランス侵攻でフランスが敗北した直後の1940年、夏。ヴィシー政権下にあるフランス領マルティニーク島のフォール=ド=フランスで、アメリカ人のハリー・モーガンは釣り船の船長として気ままに暮らしていた。
 そんなある日、ハリーが住んでいるホテルの主人フレンチーから反政府活動家の密航に協力するよう頼まれる。政治問題にかかわりたくないハリーは依頼を断るが、政府の手先の非道な仕打ちに憤り、フレンチーらの依頼を受けることにする。
 ハリーが約束の場所まで船でたどり着くと、そこには活動家のポール・バルサックとその妻エレーヌが待っていた。しかし、しばらくして警備船とでくわし銃撃戦となってしまう……。


 アーネスト・ヘミングウェイの小説「持つと持たぬと」を、「ヒズ・ガール・フライデー」や「特急二十世紀」「赤い河」「リオ・ブラボー」などのハワード・ホークスが映画化。

 ローレン・バコールの〈デビュー作〉であり、しかも劇中で彼女が唄います!しかもしかも、彼女とデュエットするのが、なんと!名作曲家ホーギー・カーマイケルであります。
 ホーギー・カーマイケル作曲、ジョニー・マーサー作詞の “ How Little We Know ” や “ Am I Blue ” を歌うのですが、…コレがまた、いいんだよね。

 …で、映画です。(笑) 構造的には、マイケル・カーティスの「カサブランカ」と同工異曲です。
 でも、監督の持ち味の違い、主演女優のキャラクターの違いなどで、まぁったく味わいの違う作品となっております!

 ボギー、やっぱカッコいいわぁ。バコール、クールで綺麗だわぁ。

 …面白い映画でした。



 ☆「非情の罠」(1955)監督 スタンリー・キューブリック 出演 フランク・シルヴェラ、ジャミー・スミス、アイリーン・ケイン、ジェリー・ジャレット、ルース・ソボトゥカ

 ニューヨーク。ボクサーのデイビーは向かいのアパートに住むダンスホールのホステスをしているグロリアという女性と知り合い、好意を寄せる。しかし、彼女はそのダンスホールの経営者であり大物ギャングでもあるラパロの情婦であった。
 デイビーはなんとかグロリアを救いだそうと奔走するが、ラパロはそれを許さず、手下を使って彼を脅迫する。
 そんな二人のかけひきは次第にエスカレートし、ついに対峙の時を迎える。そして、マネキン工場に逃げ込んだデイビーだったが……。


 27歳の若きスタンリー・キューブリックが監督・脚本・製作・撮影・編集の5役をこなした、彼の長篇第2作です。
 …商業映画としてはコレがデビュー作品ということになっています。

 やっぱり、若撮りの感じは否めませんが、67分という尺なのでとっても見易かったです。

 …映画撮るのが、もう楽しくって仕方ないって感じですね。(笑)

 

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