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2019年11月10日19:13

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「幸せの向う側」、「小さな巨人」

 …休日。いつものように、起き抜けに洗濯ッ!

 午前中、DVDでダミアン・ハリス監督の「真夜中の向う側」を、昼からアーサー・ペン監督の「小さな巨人」を観ました。



 ☆「幸せの向う側」(1991)監督 ダミアン・ハリス 出演 ゴールディ・ホーン、ジョン・ハード、アシュレイ・ペルドン、ロビン・バートレット、トム・アーウィン、ビアトリス・ストレイト、ケイト・リード、エイミー・ライト

 ニューヨークで美術品修復の仕事をしているエイドリアンは、同じく美術品関係の仕事をしている夫ジャックと、可愛い娘メアリーにも恵まれて幸せに暮らしていた。
 だがある日、夫が働いている美術館の館長トーマスが自殺する事件が発生してから、夫婦の間に溝が生まれてしまう。しかも、程なくして夫が交通事故で死亡してしまうのだった。
 悲しみにくれるエイドリアンだったが、死んだ夫の社会保障番号から、彼が名乗っていたジャックという男性は15年前に死亡していたことが判明する。なんと夫は、身分を偽っていたのだ。
 やがて、真相を探る彼女の前に現れたのは……。


 コメディエンヌとして人気を博していたゴールディ・ホーン主演の本格スリラーです!

 なかなか面白かったです。ネタとしては、すぐにバレちゃいますが……。

 …原題は “ DECEIVED ” 、「騙されて」「あざむかれて」くらいの意味。これっくらい大がかりに騙されてしまったら、タマンナイよな。


 ゴールディ・ホーン、1945年生まれだから、この時なんと46歳ッ! …いやいや、とても46歳には見えない。信じられない若さです。下手すると、20代で通るよ、ホント。(笑)

 まぁ、90年代に量産された多くのサスペンス・スリラーの1本としては、いいほうなんじゃないでしょうか。ゴールディ・ホーンもチャーミングですし。(笑)



 ☆「小さな巨人」(1970)監督 アーサー・ペン 出演 ダスティン・ホフマン、フェイ・ダナウェイ、チーフ・ダン・ジョージ、マーティン・バルサム、リチャード・マリガン、ジェフ・コーリイ、キャロル・アンドロスキー、レイ・ディマス

 幼い頃に両親を殺されたジャック・クラブは、インディアンに育てられた。彼は、身体は小さいが勇気があり、他の仲間から “ 小さな巨人 ” と呼ばれるまでになった。
 やがて彼は、騎兵隊との戦闘で捕らえられ、その後は白人社会で生活するようになる。それは、インディアン撲滅に異常な執念を燃やす、カスター将軍を押さえるためであった……。


 トーマス・バーガーの原作小説を、「奇跡の人」「俺たちに明日はない」「ナイト・ムーブス」などのアーサー・ペンが映画化。

 リトル・ビッグホーンの大虐殺の唯一の生き残りであるジャック・クラブの数奇な半生を描いた、まぁ一種の大河ドラマ。

 「ソルジャー・ブルー」とともに、70年代当時、西部劇の転換点に位置すると言われた作品。

 …異端西部劇ですね。これはこれで面白いとは思いますが、如何せんちょっと映画的にはダルい。だらだらっとエピソードが重なっていって、それぞれに面白いんだけど、…ダルい。

 “ リトル・ビッグ・マン ” というのは、ジャック・クラブのインディアン・ネームなんですね。
 身体の小っちゃいダスティン・ホフマン、柄には合ってマスよね。

 …なんで今一つ胸に響いて来ないのか考えると、ジャックの生き方が行き当たりばったりな感じだからかなぁ。フェイ・ダナウェイ演じるミス・ペンドルトンなんかのほうが、なんかよくワカル。


 チーフ・ダン・ジョージの悠々とした存在感が印象に残ります。

   『心が タカのように 駆けのぼる』
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