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2019年11月10日18:18

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万歳・・・

 昨日、天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典が開催されました。
 このような催しがあるのを知りませんでしたが、
 昨夜、ニュースを観ようと思って、NHKを点けたら、実況中継をやっていました。
 放送されたのは、第二部の祝賀式典でしたが、
 その外に第一部の奉祝まつりがあって、
 数多くの郷土芸能などが行われたようです。

 この催しは、国が実施している訳ではなく、民間団体が主催するものです。
 これまで開かれた下記の催しと同じようなものだったのでしょう。
 天皇陛下御即位十年をお祝いする国民祭典
 天皇陛下御即位二十年をお祝いする国民祭典
 天皇陛下御即位三十年奉祝感謝の集い
 三十年奉祝感謝の集いには、現在の上皇陛下が出席しませんでしたが、
 他の祭典には両陛下が出席しています。

 今回の祭典の主催者は、
 天皇陛下御即位奉祝委員会
 天皇陛下御即位奉祝国会議員連盟
 一般財団法人日本文化興隆財団となっていて、三十年の集いと同じ構成です。
 日本文化興隆財団は、前身が財団法人国民精神研修財団で、
 神社界の関係団体だと思います。

 昨夜の祝賀式典を観ているだけでも、
 莫大な経費が掛かっただろうなぁと思い、
 どこからこれらの経費が出ているのかと思ってしまいました。
 この経費は、国事行為ではないので、税金は使われていないと思いますが。

 式典の最後に伊吹文明奉祝国会議員連盟会長の発声で万歳三唱が行われました。
 普通、万歳三唱は1回だけです。
 それが、終わった後で、また万歳三唱の掛け声が上がりました。
 伊吹さんは、何を考えているのかと思いましたが、
 どうやら伊吹さんも知らされていなかったようで、
 今日のネットのニュースでは、
 天皇陛下御即位奉祝委員会・広報事務局の担当者は
 「予定通りに行われたものです」と答えたと報じています。
 伊吹さんによるものは進行の通りに行った最初の1回のみで、
 以降の万歳三唱は「影アナ」(声のみのアナウンス)が行っていたとの事です。
 BuzzFeed Newsが数えたところ、万歳の発声は16回で、
 1回で三唱なので、万歳は48唱されたことになります。
  16回の内、「天皇陛下、万歳」が、伊吹さんの発声を含めて 10回、
 「皇后陛下、万歳」が1回、「天皇皇后両陛下、万歳」5回だったとの事です。

 ご覧になった方も多いかも知れませんが、
 どのようにお感じになったでしょうか?
 僕は、異様な感じがしました。
 主催者は、「天皇陛下、万歳」と言いたかったのかも知れませんが、
 そう聞くと、嫌でも戦前の日本の暗い時代を思い浮かべてしまいます。
 報道では、祭典に参加された人でも、唱和していた人は少ないような感じでしたが、
 令和の時代が暗い時代にならなければ良いがと思います。

 話変わって、今日の関東大学ラグビー対抗戦の
 早稲田対帝京の試合は、早稲田大学が2010年以来9年ぶりに帝京に勝ちました。
 前半は25対17と帝京大がリードしましたが、
 早稲田は3点差に迫った最後のスクラムから連続攻撃を仕掛け、
 最後はラックからスクラムハーフの斎藤直人選手が飛び込んで決勝トライを奪いました。
 こちらは、本当に万歳です。
 良かったです。

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