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2024年05月18日19:09

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東京へ・・・

 昨日は、大学時代のクラス会があったので、上京しました。
 折角上京するので、行きたいと思っていた2つの美術展に行く事にしました。

 最初に行ったのが、丸の内の静嘉堂文庫美術館の
 「画鬼河鍋暁斎×鬼才松浦武四郎」でした。
 長くお付き合い下さっている方はご存知の通り、僕は河鍋暁斎のファンです。
 暁斎の絵が出る美術展には、なるべく行くようにしています。
 松浦武四郎は、幕末から明治初期にかけて、アイヌ文化の研究や紹介を行い、
 北海道の名付け親と知られています。
 僕は、著作を読んでいませんが、狷介な人物との印象があります。
 武四郎が収集した古物資料約900点が静嘉堂文庫に保存されていて、
 何点か出展されていました。
 目当ては、暁斎の「地獄極楽めぐり図」です。
 14歳で亡くなった日本橋の小間物問屋勝田五兵衛の娘田鶴の追善供養のために
 描かれたものです。
 宴会で大騒ぎしている閻魔大王や阿弥陀如来、極楽行きの汽車など
 暁斎の豊かな発想で描かれています。
 展示替えがあって、全部を観られませんでしたが。
 下記にその絵の一部がありますので、宜しければご覧ください。
 https://note.com/artoday/n/n5207f69f4796
 また、武四郎と暁斎と言えば、「武四郎涅槃図」が有名です。
 暁斎が数多くの釈迦涅槃図を元に釈迦の代わりに武四郎を描いています。
 この画の詳細や美術展の概要が載っていますので、宜しければご覧ください。
 https://artexhibition.jp/topics/news/20240418-AEJ1998286/

 静嘉堂文庫美術館を出て、その近くに長男が勤めている会社があるので、
 彼を呼び出して、丸ビルでお昼を食べて来ました。
 ブレックス対千葉ジェッツの戦評などを話して来ました。
 丸の内界隈の勤め人のお昼は大変ですね。
 行列の出来ている店が沢山あって、多くの人で混雑していました。

 丸の内から虎ノ門の大倉集古館に行きました。
 大倉集古館は、大倉財閥を創始した大倉喜八郎が、長年に亘って収集した
 古美術・典籍類を収蔵・展示するために開設されたもので、
 僕は、学生時代に行ったきりで、今回2回目でした。
 ここでは、「浮世絵の別嬪さんー歌麿、北斎が描いた春画ともに」と題する
 展覧会が開催されています。
 堂々と展示されている春画はどんなものかとの思いもありましたが、
 浮世絵の創始者の一人とされる岩佐又兵衛の画も観たいと思っていました。
 又兵衛の「連舞之図」は保存が良くなくて暗かったです。
 名前を聞いた事のない絵師の作品もありましたが、
 美人の容貌だけでなく、着物の模様など良いなぁと思いました。
 歌川豊広の「竹林七姸図」には思わず笑ってしまいました。
 春画も名品が出ていました。
 北斎の春画は良かったですし、歌麿の「歌満くら」も良かったです。
 局部はともかく、女性の表情が良い作品が多かったです。
 煙草が吸いたくなったので、受付の方に場所を訊いたら、
 ホテルオークラの地下にあると教えてくれたので、吸って来ました。
 流石に一流ホテルですね。
 ホテルに相応しくない僕にもキチンと挨拶をしてくれ申し訳ない思いをしました。

 大倉集古館から虎ノ門ヒルズを覗いて、僕には合わないことを確認してから、
 クラス会の会場に向かいました。
 大学の語学のクラス50名近くの内、連絡が取れるのが15名程度との事で、
 今回は8名の出席でした。
 50名の内、女子は2名でしたが、その内の1人も来てくれました。
 初めて兵庫県の西宮市から来てくれた人もいて、50年ぶりに再会しました。
 会津若松から来ている人が、一緒に帰ろうと言うので、
 寝過ごす心配はないと思い、少し飲み過ぎたかも知れません。
 帰りの新幹線の中でもビールを飲みながら歓談して来ました。
 これが効いたのかも知れません。
 ともかく疲れました。


【今日の一句】
 得策だ 家に籠って 何もせず

 これが一番お金を使わないで済みそうなので、
 得だと思うのですが。。。

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