このテレフンケンRE604アンプ。
5回目の組み直し?もう数わかりません。
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1960037568&owner_id=8290003
ばざーら、ノグチのオリエントコアの出力トランスがよろしくないとはアンディクスオーディオの親父さん。
当地のクラングフィルム社オーディオ研究家、小林さんご主催のこのクラングフィルムを楽しむ「クラングの会」で、ファインメットトランスを搭載したPX25シングルアンプに破れた話しをしていたら、それは負けないようにはファインメットですよ!と。
買ってきたファインメットコアの出力トランスです。
最後の2個。
トランス巻き職人が1人だけなので、次回入荷は来年1月以降で値段も上げるそうです。
ファインメットとは開発した日立によると以下のようです。
ファインメットレジスタードトレードマークとは
鉄を主成分とした厚さが約20umの金属の薄板です。
結晶粒径をこれまで実現できなかった10nm程度まで小さくして、磁気特性を飛躍的に向上させた日立金属オリジナルの製品です。
特長
1)飽和磁束密度と透磁率の双方が高い(高透磁率、高飽和磁束密度)
飽和磁束密度はFe(鉄)基アモルファスと同等で、かつ透磁率はCo(コバルト)基アモルファスと同等です。
2)コアロスが少ない(低コアロス)
コアロスはFe基アモルファスの1/5以下、かつCo基アモルファスと同等の値のため、省エネルギー化できます。
3)温度特性が良好で、かつ経時変化が少ない(良好な温度特性)
温度変化による透磁率の変化量は、-40℃〜150℃の範囲で±10%以内となっています。経時変化も少なく、Co基アモルファスのような実用上問題となる透磁率低下もありません(ご参照:P9比透磁率の経時変化グラフ)。
4)磁歪が低い(低磁歪)
磁歪が低いため、加工時の応力による特性の劣化が少なく、可聴周波成分が入力されたときの騒音も小さくできます。
5)広帯域で特性が良好(高角形比)
透磁率とコアロスは、ともに広い周波数帯域において、Co基アモルファスと同等の特性を有しています。また、薄帯のため高抵抗であり、低コアロスとなっています。
6)B-H曲線の形状制御が可能(高透磁率)
B-H曲線の形状・角形比は、熱処理によって高・中・低と制御できます。使用目的や、用途に合わせて選択が可能です。
特性
飽和磁束密度と比透磁率が高く、コアロスが少なく、従来材の特性限界を超える
今回の料理する真空管たちです。
早速載せ替えです。
ビフォア
アフター
トランス取り付けネジと共締めのパーツもいろいろあったり、取り付け穴位置が違って、新しく穴を開け直したりで単に配線をやり直せば済む話しではありませんでした。
ええですねえ。ドイツの名球 テレフンケンRE604。
ゲインが足りない部分はUTC社入力トランスで昇圧させてここで稼ぎます。
抜けが圧倒的に良くなって、気持ちいい音になりました。
いい意味でオリエントコアの前トランスより、羽毛のように音が軽く出ます。
ゲインも広がったように聴こえます。
販売のアンディクスオーディオによると、エージングには100時間でそのころさらに音質がよくなると。
なるほど!これがファインメットの音なんですね!
これは来年のクラングの会に持ち込んで、再びオイロダインに繋いでみたいですね。
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