最近、切れる高齢者とか、切れる若者など、
切れる人が多くなっていると言われています。
現代の日本の高度に管理された社会がもたらす、社会病理現象の1つだと思います。
多くの切れる人の中で、最も切れてはいけない人が切れてしまうと思っています。
その人は、安倍総理大臣です。
昨日、約8か月ぶりに、衆議院予算委員会で集中審議が行われました。
そして、その席でも切れたようです。
安倍政権に批判的なサイトであるリテラは、
「安倍首相 錯乱!」と表現しています。
立憲民主党大串議員が、英語民間試験を検討していく方向性が固まった時期と、
当時、官房副長官だった萩生田光一文部科学大臣が、
加計学園問題で文科省に対して、
総理案件であることを伝えていたことが明らかになった
内部文書「10/21萩生田副長官ご発言概要」の時期が
重なることを指摘して追及した事で切れてしまったようです。
「極めて党派的な姿勢ではないかと言わざるを得ない。
獣医学部の問題については、
私はまったくかかわっていなかったということはすでにあきらかになっている」と
かなり熱くなって答弁しています。
安倍総理が加計学園問題に関わっていないと信じる国民は、どの位いるのでしょうね?
更に、無所属の今井雅人議員が「萩生田副長官ご発言概要」について、
萩生田文部科学大臣に
「文科省で見つかったと松野元大臣がおっしゃっていますから、
内容からして誰かがつくっているわけです」と質問を行った際に、
安倍総理は、自席に座りながら、今井議員に指をさし、
「あなたがつくったんじゃないの」とヤジを飛ばしました。
安倍総理が切れると、
感情が抑えられないのか、ヤジを飛ばす傾向があると思っています。
今回もそんな事だったのでしょうね。
人が切れる場合、痛い所を突かれた時が多いようにも思っています。
加計学園問題は、やはり安倍総理の痛い所なのかも知れません。
国政の中心にいる人は、本来様々な情報を分析して、
冷静に判断を下さないといけないと思います。
現在も解決が見出せない日韓問題にしても、
その発端は、徴用工の請求を認める判決が出た時に、
安倍総理がカッとなってしまったからだと思っています。
現在の難しい国際情勢ばかりでなく、国内の諸問題に関しても、
簡単に切れる人が国政の中心にいる事は、危険極まりない事のように感じています。
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