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2019年11月04日09:43

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「悲しいサヨクにご用心!」倉山満・杉田水脈・千葉麗子 対談本読書感想

個性の強い保守派三名の対談なので、
そりゃもう、そっちの方に向かうのは、
あたりまえっちゃぁ〜あたりまえw

この本を買うとき、妻が傍にいたのだが、
表紙の絵を見て、非常に怪訝な顔をされた(^^;
はすみとしこ氏が、漫画調で三名の似顔絵を、
コマ割りでレイアウトしてるのだけど、
確かに、怪しい漫画本に見えなくもない(^^;

倉山満さんについてはよく知らないけど、
この前読んだ「嘘だらけの日仏近現代史」が
すんげぇ面白かったので、
これ以前に書かれた嘘だらけシリーズも
読んでみたいなと画策中w

杉田水脈さんは保守右翼で、
今は自民党から、議員になられましたな。

千葉麗子さんは、タレントだったのだけど、
2011年の東北大震災のおりの原発事故に、
大変なショックを受け、原発反対の狼煙をあげて、
反対運動家の仲間に加わり、
タレントという知名度やルックスが理由で、
担ぎあげられ、
国会前でシュプレヒコールを上げる迄に、
極左化したんだけど、
たぶん、極左思想があって極左になったのではなく、
本当に、原発は嫌だ!って思いだけで、
そっちのグループに入ったんだろうね。
内部の矛盾やドロドロに辟易して、
「やってらんねぇ!」とマイクを叩きつけ、
左翼を脱退。
勢い余って極右的な発言が多くなってしまっている人w
「さよならパヨク」「くたばれパヨク」
と、毒吐きまくりw
回りの優しい右翼な方々のおかげで、
マイルドになってきてはいるようではある。

実は、左翼のことをカタカナでサヨクと書いたり
パヨクとかプサヨとか書くのは好きじゃない。
奴らだって、右翼の事をネトウヨとか書くじゃないか!
という言い分には、耳を傾けたくない。
相手のレベルに合わせて自分の品を下げるこたぁない。
と思うから。

本の内容的には、左翼の悪口を
面白おかしくダラダラ談義している。
というモノではない。
まあ、軽口的なノリで無いとも言えないが(^^;
よく話が脱線してもいるけどw、
倉山さんも杉田さんも分析力には長けているので、
左翼ってこうあるべきじゃない?
っていう話や、保守の中にもある矛盾についても、
会話されている。

「愛国」を口にすると、右翼。
という烙印が押されるってのは、
本当に不思議な現象だよなと思う。
では左翼は日本を愛してないの?
という疑問が当然出てくる。
左翼の人だって、日本を良くしたいと
思っているんじゃないの?
日本は、過去に悪い事をしたから、
無くなってもいい。
というのが、左派の考え方なら、
歴史上、過去に悪いことをしていない国って、
どこよ?
という話になり、つまり、この世のすべての国に
存在意義はないということにまでなってしまわない?

愛国と関係あるかどうか、
ちょっと微妙だけど、
聖書の「使徒の働き」の登場人物に、
パウロ(サウロ)という人がいて、
彼は自分を、「生まれながらのローマ人です」と
いう場面がある。
クリスチャンは国家に帰属しないんだという信者の方は
このセリフをどのように受け止めるのだろうか?
何故か、キリスト教会では、
左派思想が強い方々が多いようで、
あまつさへ宗教弾圧の急先鋒である、
共産党を支持する方が多いようなのが不思議でね。
国家という単位ではなく、イデオロギーという単位で、
人は有るべきだと考えているのかしら?と。
そうなると、パウロの生まれながらのローマ人発言は、
許されざる宣言ということになっちゃうのだけど、
大丈夫?と。

「たたっきったる!」とか「死ね」とか、
「おまえが国難」とか、
誰かを暴力的に誹謗するのではなく、
左翼の方々には、今一度、自分たちは何故左翼なのか、
何をしたい者たちなのかを熟考していただきたいと思う。
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