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2019年11月03日00:56

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業火館殺人事件

最近流行のマーダーミステリーへと参加させていただく機会をいただきました。
参加費4000円払って遊ぶ体感型シナリオで非常に有効な体験でした。

ネタバレ厳禁で運営様に釘を刺されましたので本編とは全く違う部分での感想でも。
(画像は転載許可OK部分まで)

いずれにせよ費用を払って遊ぶ一期一会のもので、あまりに粗相をするわけにもいかないと
いう緊張感の中はじめました。

GM様はそれ用の衣装に着替え、お香を焚き、BGMを流し、とても雰囲気が良いもので、非常に良いエンターテイメントでした。
流石に企業発信のシナリオで仕事としてGMをなされていると遊びじゃない分凄いなと。

脱出ゲームと正体隠匿とTRPGの側面を受けながら互いに作用しながらも独自に進化を遂げているこのシステム、今は流行りで予約しないと遊べないものです。

ゲームの勝利条件は人狼ゲーム特有の「犯人を捕まえる」文法を基本とするが個別の配役にはそのキャラクターのロールプレイを重視する個別目標がある。
そして脱出ゲーム特有のタイム制限に謎解き要素がある。

場所や人を調査し情報項目が書かれたカードを入手し密談や全体会話で情報共有や裏取引、時には脅しを駆使し情報を整えていく。
そうして自分の目標を知られることなく共通の謎解きに参加していく。

面白いのはそういう記号的な要素を組み合わせるだけでなく20分かけて読む重厚なロールプレイ要素が私は心を惹く。
キャラの人となり、どういう生い立ちやどういう想いでそれやそこにいたり何をするのか、何をしてきたのか、だれに何を感じているのかなどが明確に定義される。
キャラとしてどう動くか、を元に動くのは体験型ゲームとしてクオリティが高い。

そして選択したPTの総意、個別PCが選んだ小さな選択がエンディングの展開を変えるのだ。

まさにミステリーに登場するキャラを本気で体感できるのだ。

犯人が捕まろうがそうでなかろうが終了後の疾走感はなかなかのもので、青天の霹靂でるな・・と。

またやりたいですね。
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