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2019年11月01日23:17

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小菅優のベートーヴェン後期三大ソナタ

明々後日は河村尚子さんのベートーヴェン紀行の最終回。最終回に相応しく曲目は後期三大
ソナタ。偶に聴く機会がある。今夜は

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770〜1827)作曲
ピアノソナタ第30番ホ長調Op.109

ピアノソナタ第31番変イ長調Op.110

ピアノソナタ第32番ハ短調Op.111
Pf:小菅優

小菅優さんの全集も、この3曲で終わるようになっている。小菅さんのベートーヴェンは先々月
聴く機会があり、「テンペスト」を聴いた。改めて聴くと美しい。楽聖の聖が飛び出したように。
弾き手にとっては難しい。3曲ともフーガが含まれる。久しぶりに31番を聴いて終楽章に
アルペジオがある事に気付いた。30番は又も丸一年、生演奏から遠ざかっている。
意外と人気がある。それはベートーヴェンらしいと思われていないからかもしれないが、紛れも
なくベートーヴェンの作品である。河村さんが前回公演で29番をモダンだ、と評したが32番を聴く
と、そういう結論も出て来るのかな、と思う。32番は最早クラシック音楽の枠組を超越している。
明々後日のコンサートが楽しみになってきた。
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