漫画は苦行

■漫画家・吾妻ひでおさんが死去。失踪どん底生活を、江口寿史さんと語った日
(日刊SPA！ - 10月21日 16:42)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=81&from=diary&id=5834303

ちょっと前に吾妻ひでおが、アル中で失踪日記とか書いた、てのを知って、漫画家って大変よね、って思ったの。漫画家の修羅場の話を読むと、そろいもそろって凄い生活よね。あれだけ苦行なのに、なりたい人が後を絶たない職業。やっぱりお金と名声かしらね？

で、このインタビュー。アタシの好きだった江口寿史との対談。江口寿史も、しょっちゅう穴開けてて「またか」だったものね。苦しいんでしょうね、漫画家。毎週毎週新しいものを書いて、笑いやなごみを取って、って苦しそう。経済学のアカデミックだと、年に2本もペーパーがあればそこそプロダクディブな方だけど、そうじゃなくって、年に52本。死にそう。それに加えて、次の出せない美内すずえ　もういい歳なんだから、観念して、ガーッと最後まで行ったら？って思うんだけどねぇ。だれももう期待してないから、紅天女

アタシが吾妻ひでおで未だに覚えているのは、不条理漫画で、主人公が森の中を歩いていくと、入道みたいな大きな怪物に襲われて食べられてしまうの。でも、すぐ後ろの方から出て来て。で、その怪物は主人公を指さして、「んこ、んこ」って笑って、主人公がクソ―って涙する、っての。なんか中学校の時読んで面白いと思って、それから頭の中から離れないわ。

今までいっぱい漫画読んだけど、そうやって「忘れないで誰かの頭の中に残ってる」って凄いことだと思う。才能よね。