mixiユーザー(id:2814442)

2019年10月26日23:47

12 view

立場逆転

撮影許可が下りず苦しんでいた案件は、
多額のお金を払わなければならないことになりそうだ。
当然、予算は潤沢ではないので、詳細な条件の交渉に入る。

お金の管理はディレクターではなくプロデューサーの仕事。
散々「まだ許可おりないの?」と言われていたが
私が「使える映像の範囲を決めて下さいね」と言う始末。
決定権と責任が本来の部署に移り、
申し訳ないが、私はずいぶんと気分が楽だ。

悲しい事に番組の質は「出せる予算」で決まる流れになっている。
今回の問題はスポーツ選手の資料映像なので、特に顕著だ。
このままでは、私の担当するゴルファーは、番組内で一度もクラブを振らない。

企画の最終盤に現場の助っ人ディレクターとして参加した時、
「え、まだ許可申請をしていないの? ヤバくない?」
と思った通りの展開になっている。

まあ飛ぶ可能性もあるよね。
とか軽口を叩くと怒られるので、
とりあえず自分のパートをこなす事に集中する。

1 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する