地図なき街角

新桜台。
天下の環七駅。
が。
路線図見ると。
ない。
実際は絶対ある。
・・はず。
開業した時から知ってるし、生まれ故郷板橋、練馬、豊島、いわゆる豊島郡にあるんだから。幻のはずはないし。
さては豊島区が消えるっていうからその前に廃業、廃棄、廃駅？

でも表に看板入り口はまだあるし。けれど写真の路線図からは消えてる。

いつのまにか一般客出入り禁止貨物駅家畜駅になったのか？オブジェとして飾ってるけど道を渡る地下道としては残したけど電車は停まらない？台風でやられた？

答えは。
近所に練馬鑑別所があるから囚人護送専用駅になってた。地下から地下へ。
否、単なるミスプリ、作製者恨み骨髄、因縁のはて？

並びには太宰治がいれられてた精神病院もあり。
世間は気ずかないかもしれないが。俺は知ってる。
猪瀬直樹原作映画では｢出せ、ヤブ医者、警察に訴えるぞ｣。
→警官に連れられてきたのがお前だよ、シｰン印象的だった。

無知の血。
あるがない。

｢東村山ガイド｣なのに全生園がカットしてある差別文献が今日の現代、出版されちゃった例もあるし。

ノｰベル賞作家川端康成が訪れた絶対落とせない場所なのに。
収容者は天刑病により鼻や耳が落ちたが。
その存在をガイドブックが落とすとは。
東村山駅はその待ち合いを一般とは別にしてた。

差別はいつの時代もある。

地図上の無が有り。

無我有。