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2019年10月16日23:55

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曹源寺観音堂/成身院百体観音堂/水潜寺

古くからの星仲間でかつ仏像、寺院好き仲間でもあるMさんとMさんの車で太田市の曹源寺観音堂と本庄市の成身院百体観音堂という二つのさざえ堂を巡り、最後にMさんのリクエストで秩父観音札所三十四番結願寺の水潜寺を参拝した。

曹源寺さざえ堂は三十数年前に一度訪れたことがあり今回で2度目の参拝だった。前回の参拝時にはまだ運転免許を持っておらず東急太田駅からタクシー利用だったのだが、どっしりとした構えのさざえ堂に向かって右側に駐車場があるという記憶は間違っていなかった。内部も、巡ってみると三十数年前の記憶がまざまざとよみがえってきた。

曹源寺から車で1時間ほどで成身院さざえ堂に着いた。こちらは初めての参拝だった。成身院は現在は無住の寺で隣接の本庄市観光農業センターで案内を頼んでの参拝だった。さざえ堂は江戸時代創建時のものは明治期に焼失してしまい現在のものは明治43年(1910)年再建のもので、堂内に祀られている西国三十三か所、坂東三十三か所、秩父三十四か所の観音像は再建時の明治末のものから昭和五十年代のものまで新旧さまざまだったが、雰囲気は江戸時代の創建当初はかくやと思われるものだった。

一昨日の会津若松旧正宗寺円通三匝(さんそう)堂、今日の曹源寺観音堂と成身院百体観音堂と、三日間で日本三大さざえ堂をすべて巡った。旧正宗寺円通三匝堂は六角塔の形で内部の昇降はすべて途切れのないスロープによるものだったが、曹源寺観音堂と成身院百体観音堂は方形の堂の形で昇降は水平な床と階段を交互に使うものだった。

成身院百体観音堂を辞した後は秩父札所三十四番結願時の水潜寺に行った。水潜寺は秩父三十四か所の中で最も山深いところにある寺である。私にとっては三回目の参拝だが、二回目の後20年ほども経っているいるのでとても懐かしかった。

成身院百体観音堂から水潜寺に至る県道沿いには2〜3軒の民家が土砂崩れで押しつぶされている場所があり、非常に心が痛んだ。

最後はR140の道の駅はなぞので遅い昼食を食べ、帰って我が家でまたひとしきりおしゃべりをしてから横浜に帰られるMさんを見送った。
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