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2019年10月15日23:44

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会津若松 さざえ堂

昨14日は午前3時に家を出て一般道で5時間かけて会津若松に行った。目的はさざえ堂を参観することである。

会津若松のさざえ堂は正式名称を旧正宗寺円通三匝(さんそう)堂と言い、日本三大さざえ堂の一つで三つの中で最も有名なものである。さざえ堂とは数層の建物を上っていって最上階でも折り返さず上りの通路を通らずに最下階まで戻ってくることができる建物の総称である。

会津のさざえ堂は1965年か66年に家族旅行で会津に行ったときに初めて訪れ、その後2000年前後に母を連れて三十数年ぶりで訪れた思い出の場所である。それから20年ほど経って三たび訪れたのは、明16日に三大さざえ堂のうちの他の二つ、群馬県太田市の曹源寺さざえ堂と埼玉県本庄市の成身院さざえ堂を一日で参観する計画を立てていたので、それなら会津のほうももう1回行って印象を新たにしておこうと思ったからである。

朝8時に飯森山山腹のさざえ堂に到着、参観の後、そこから徒歩3分の眼下に鶴ヶ城(若松城)と城下町を望む飯森山白虎隊自刃の地を参観、ここも五十数年前の思い出の地である。その後五十数年前の1回目には行ったが20年前後前の2回目には行かなかった鶴ヶ城(若松城)に行った。鶴ヶ城は1965年に再建されたものだそうなので、初めて行ったときは再建直後だったことになる。

鶴ヶ城でもらったパンフレットで鶴ヶ城から徒歩10分足らずの所に藩校の日新館天文方の天文台跡がることを知り行ってきた。会津藩の文化程度の高さを示す遺跡だが、上部には登れず下から見上げるだけだったのは文化財保護と見学者の安全のために仕方のないこととは言え残念だった。遺跡の脇にやぐらを建ててそこから見学できるようにすればよいと思う。天文台跡の隣の小学校は秋の運動会の最中で子供たちの元気な姿を見ることができた。

天文台跡から鶴ヶ城に戻り、喫茶室で昼食をとり、その後鶴ヶ城内の県文化財の茶室麟閣を見学して、併設の呈茶処でお抹茶をいただいた。

帰路についたのは14時少し前で、帰りも一般道で6時間かけて帰宅した。

福島県も台風被害がひどいようなので、生活が大混乱しているところへ観光に行く控えなければと思い、事前にさざえ堂に電話をして様子を訊いてみると、現地は台風被害はなく、お待ちしているので途中の道路にだけ気を付けてぜひ来てくださいということだったので、災害の後だからと言ってすべて方面で活動を自粛する必要もないだろうと考えて行くことにした。はたして会津若松は多くの観光客で賑わっていた。

東京巣鴨の大正大学構内に会津さざえ堂の協力も得て2013年に完成したのさざえ堂(たぶん鉄筋コンクリート造り)があるそうだ。こちらも誰でも参拝可とのことなので、近いうちに行ってみたい。
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