さて、史上最大だの東京の３割だのと煽り文句が凄かったハギビスさんですが、当然会社の工場も台風対策をしまして、メーカーさんも金曜日なのに３時閉業という異例のスタートでした。
寝れないと困るので前日金曜日は２０時には就寝。
土曜日は路線のインフラも止まり缶詰状態でした。
私の家は河川増水対策工事の指定地域なためすでに立ち退きが完了しておりながらもそれでも旧家にはまだ荷物を置いてあることもあり悶々といている所ではありました。
２１時３０分には練馬区、板橋区、北区、豊島区では緊急避難勧告が発令されて状況的に「石神井川」の水位上昇による洪水被害であるのがピンときました。
私の旧家は石神井川でも増水確率の高い稲荷橋のほぼ近くなのです。
石神井川そのものは深堀りのどぶ川なのですが稲荷橋付近は川幅が狭く水位上昇しやすい作りになってしまってます。
んで、昔から知ってたのですが緊急時は武蔵関公園のため池に放水して調節してたのですね。
ですが台風上陸前の前線でもうその奥の手を使ってた感じだなぁ。
一度危険水域に到達し作為的な水位下降があったからなぁ。
９時くらいから台風の本格的な雨が続き文字通り水際の戦いをしており（治水している方には感謝です）あと１０分この雨が続くと無理なんじゃないかなって思いました。
何とかすんでのところで台風の目に入り石神井川のもう一つの秘密兵器が発動し乗り切ったわけですが、どうやらこの切り札の切り札も「河川増水対策」で新たに追加された兵器らしく公園の地下を丸々３０メートル×３０メートルぐらい切り抜いてタンクを作ってたらしい。
切り札の切り札を使って凌いだという事は人間側はその先の切り札を用意するしかないですよね。
お金がかかるかもですが河川増幅工事は早急に進めてほしいですね。
近隣に住んでる人も、いやでしょ？毎回世紀末台風に怯えて寝る日々。
私も嫌でしたし、３０年間近く洪水警報に怯えながら寝る日々でしたし布団から５メートル先は川であふれた瞬間床上浸水確定という構造でしたので。
多摩川も玉川あたりで越水との事でした、世田谷区の方は大変ですねもう少し辛抱でしょうか。
多摩川は知識無いのですが玉川近郊は川の合流点らしく「弱い」場所だと言われていたらしいです。
荒川は今この時間でも熊谷あたりは水際の押し問答している様子。
もう少し粘れば・・ですね。
さいたま西部の川は軒並み氾濫ているようで・・。
温暖化が進むとこういうスーパー台風が日常になっていくんだろうなぁと。
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