すでにレポートしたことがあるY邸です。
今回は音がまるで違っていました。
それもそのはず。東京の某有名ジャズクラブでPA係をされている方が来られて、1日かけて音質調整されたそうです。
マルチのクロスも上下500Hzで単純に切るというものではなく、下は500Hz、上は650Hz、カットオフも下は6dBであったり、上は12dBであったり、カットしないで出しっぱなしにされたり切り口も様々にされたとか。
プロの世界はマルチが当たり前ですから、このあたりを耳だけでどの周波数に問題があるのか直感的にわかって、その対策も経験から直截的にだそうです。
アキュフェーズのヴォイシングイコライザーも以前はマイクを使った自動調整でこのよう。
それがプロの耳補正がかかると
同じスピーカーなのに、ローエンドは確実に伸びて、音は開放的。屈託なく聞こえます。
同じ山本剛さんミスティーでも以前のは5分と聴いていられないが、このプロ調整で聴けるようになったとはオーナー弁。
お取引先がMayerスピーカーの輸入元で、デジタルコンソール、DACなどのスタジオ機器を開発されていることはときどきつぶやいているとおりです。
メタリカ、中島みゆきなどのPA機器担当、渋谷の映画館、公共施設の音響機器納入などもされている担当者はあの東京、立川の立川シネマシティのMayerスピーカーについては、調整がなっておらず、あれがMayerの音質、実力と思われてはかなわないと断罪されました。
音でお金を取っているプロはそれだけ違うものですね。
うちの音響は彼らからは無問題で幸いにして好ましいようです。
うちでもかようなプロ音響、そうしてオーディオメーカーの方々が来られて適宜調整いただいて、眼前で音がグレードアップしていく様を知っているだけに、そういう視点、耳点を入れるのはとても意義があります。
一緒に行ったヤマハNS-5000、ESOTERIC F-03A、SACDプレーヤーなどを新規導入したY沢さんもカメラマニア。
このYさんのカメラコレクションに注目されていました。
Yさんはギター、ベースも弾かれて、バンドも結成されておられます。
部屋中、バンドの楽器や音響機器で溢れていました。
後半は同じくAVを楽しまれているY沢さんの4Kカメラで撮影した映像を鑑賞したり、音楽ビデオ、映画などを鑑賞させていただきました。
間違いなくグレードアップした音響に、オーディオはハードではなく、使いこなしといったソフトで決まることがあらためて勉強になりました。
Yさんありがとうございました。
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