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2019年09月25日21:53

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「甘ったれるんじゃねーよ!」で片付けることもできようが、背後に"65代の影"がちらつく話でもある。

■暴行問題の貴ノ富士「協会側と師匠から引退勧告された」
(朝日新聞デジタル - 09月25日 15:58)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5801622
付け人の序二段力士への暴行事件でこの九月場所を謹慎休場した西十両5枚目の貴ノ富士が今日、「適切な措置を求めてスポーツ庁に上申書を提出した」ですか。日本相撲協会の処分は明日(9月26日)の理事会で正式に決まり申し渡されることになっていますが、それに先立ち、その前日である今日(25日)の段階で「協会のコンプライアンス委員会や師匠の千賀ノ浦親方(元小結隆三杉)から引退を勧告されている」とし、既に昨日(24日)の段階で協会に対し「寛大な処分を求める要望書を提出した」のだそうです。
上申書によると、貴ノ富士が付け人の序二段力士を殴ったのは「その序二段力士がしっかりとあいさつをしなかったことなどが理由」で頭を拳骨で叩いたとのことで、貴ノ富士の代理人弁護士は「処分を受けるのは覚悟しているが、少なくとも引退勧告や懲戒解雇は行き過ぎ」としているのだそうです。明日、処分が決定し協会から貴ノ富士に通告された後、貴ノ富士は記者会見をする意向があるとされています。
それにしても、処分通告の前日、それも、番付編成会議が行われ、次の場所で新十両に昇進する力士が発表される千秋楽後最初の水曜日という晴れやかな日に、このような発表をぶつけるように行う貴ノ富士サイドの動きたるや、協会に喧嘩を売って世の注目を集め、「不当」と主張して何かしら協会や現在所属する千賀ノ浦部屋と師匠の"非"や"責"などを主張しようなどと言う魂胆も見え隠れし……、となると、やはり背後にかつての師匠、つまり第65代横綱貴乃花がいて、その助言などがあったのだろうと想像できそうな感じがありますね。協会主流との対立を続け、理事から最後は平年寄(協会の規定による「年寄」の階級)に降格、半ば"ぶちギレ"となって協会を退職(自身は「親方を"引退"」と称した)した貴乃花親方でしたが、結果として部屋を畳み、その弟子たちを自身の兄弟子にあたる隆三杉が引き取ることになった経緯があるのですが、弟子たちを土俵に上げ続けさせる唯一の手段が当時それしかなかったのですから、旧貴乃花部屋の力士としては(不本意な面はあるのかもしれませんが、それがあったにせよ)引き取って貰った千賀ノ浦親方のもとで鍛練を重ね、土俵に上がらなければならないのは言うまでもないでしょう。貴ノ富士であれその双子の弟である貴源治であれ、そして貴景勝であれ、その部分は同じはずです。
ただ、忘れてはならないのは貴ノ富士の暴行事件が明るみに出るのはこれが2回目で、貴公俊の四股名で新十両となった昨年の三月場所の場所中に付け人を殴打し、1場所の出場停止処分を受けた"前歴"があり、一度処分を受けて相応に制裁を受けた力士が"またやらかした"案件であることでしょう。よって、協会の処分はそのことが重視されるはずですし、この事例が"前例"となって、2回目(以上)の力士などの処分の基準となっていくことにもなると思います。協会もそういう意識で臨むでしょうし、そこにどこの部屋の、どの一門の力士(など)なのかということが介在する余地はないはずです。ま、普通に考えて「甘ったれるんじゃねーよ!」な話ですね。
それにしても、高校相撲の強豪たる埼玉栄高校で活躍した琴手計改め琴勝峰(佐渡ヶ嶽部屋)やその同学年で日体大柏高で活躍し、第68代横綱朝青龍の甥にあたる豊昇龍(立浪部屋)が新十両昇進を決めた(他に若元春、天空海、明瀬山が帰り十両)この日に、ではありますね……。
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