郡山で11時06分発の福島行に乗り換えて、いざ北へ。
夏の田園を快走し、11時30分二本松着。
駅前の銅像。詩人高村幸太郎さんの詩「智恵子抄」の
ヒロイン、智恵子さんです。
安達太良山を臨む城下町、二本松は彼女の生まれ故郷
です。
駅前には、安達太良山の天然水が飲める水飲み場も。
ただ、郡山盆地は暑いので、水を出してみてもお湯でした。
駅前を進むと、二本松の町の絵図。
二本松駅の後ろは安達太良山から派生した丘陵地があり、
そこを越えたところが、二本松城や、武家屋敷街という
地形です。
交通の要路、奥州街道・阿武隈川に近く、守りやすい要害
の土地のため、城下町になるのは納得。
駅前の通りをまっすぐ行くと、二本松神社が。
なかなかの石段です。
聞こえるのは蝉しぐれのみ。
二本松神社を出て、丘陵を越えて、二本松城
(霞が城)へ。
武家屋敷街と駅近くの町人街との間を隔てる
丘陵。
城下町の中で、こんな山がある町は珍しい。
福島県では、会津若松に次いで二番目に大きい二本松城。
なかなか立派な門構えです。
ただ、鶴が城に比べると、観光地化はされておらず、公園という
雰囲気が強いです。
二本松少年隊の銅像がお出迎え。
http://www.nihonmatsu-kanko.jp/?p=1419
二本松少年隊の説明。
会津若松だけでなく、ここでも故郷のために懸命に戦った人たちがいました。
賊軍なんて簡単に言うもんじゃない。
御殿あと。
なかなか広い規模のお城です。
背後の安達太良山から引いてきた水路が。
籠城もばっちりです。
山頂に近い、展望台まで行こうと思いましたが、
次の電車の時間を考えて、断念。
名残惜しかったですが、引き返します。
再び、武家屋敷街から丘を越えて、商人町へ。
和菓子屋さんが目につくのは、いかにも城下町らしいです。
和菓子屋さんの日夏に入り、お土産を物色。
いいお菓子が買えました。
二本松駅から徒歩10分ほどです。
↓日夏公式サイト。お取り寄せも行っています。
http://okasidokoro-hinatsu.com/kashi.html#ki1
日夏さんでは、二本松少年隊にちなむお菓子「霞の天地」も売られて
います。これもお土産で買いました。
コミック「霞の天地」の絵柄が包装紙に。
コミックもお店で買えます。
2時間半の町歩きを終えて、二本松駅へ。
広い霞が城や、市街地の北側にある智恵子さん生家など、
面白い見どころが多い二本松。
半日かけて、今度はゆっくり歩いてみたいですね。
ログインしてコメントを確認・投稿する