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2019年09月09日18:38

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佐倉市へ・・・

 台風15号は、今朝千葉市に上陸した後、茨城県を通って太平洋に出ました。
 宇都宮は、昨夜の遅くまで、雨も降らず風もそれほどではありませんでした。
 今朝方、何時頃だったか分かりませんが、
 寝室のロックしてなかった窓が開き、風雨が入って来て驚きましたが、
 すぐにロックしたら大丈夫でした。
 起きた時には風雨が激しかったのですが、
 午前8時過ぎには雨も上がり、風も午後になったら弱まりました。

 旅行の2日目、9月4日には千葉県佐倉市の国立歴史民俗博物館に行って来ました。
 1996年に1度行った事がありましたが、
 その時は団体でしたし、余り時間もなかったので、
 いずれ行こうと思いながら、今になってしまいました。
 「もののけの夏」との展覧会をやっていたので、丁度良いかと思いました。
 僕は、妖怪とか幽霊とか好きなのです^^

 展覧会の副題が、江戸文化の中の妖怪幽霊でしたので、
 作品は総て江戸時代のものでした。
 狩野洞雲益信の「百鬼夜行図」はユーモラスな絵で面白かったですし、
 その他月岡芳年、歌川豊国、三代歌川豊国などの作品、それぞれ良いと思いました。
 また妖怪とか幽霊と言うと、僕の好きな河鍋暁斎ですが、彼の作品も1点出ていました。
 さらに、多くの妖怪を描いた双六などもあり、
 江戸時代の子ども達には、妖怪が身近な存在だったのかも知れないと思いました。

 展覧会を見て、博物館内で昼食を摂った後、常設展も観て来ました。
 第一展示室の「先史・古代」が3月にリニューアルしたばかりとの事でしたが、
 展示された人形などがとてもリアルなのに驚きました。
 以前歴史民俗博物館に行った時に、レプリカが多いなとの印象を持ったのですが、
 それは今も続いていて、展示された文物のほとんどがレプリカでした。
 しかし、例えば銅剣や銅鐸などの使われていた当時の輝きなど、
 参考になるなぁと思いました。
 藤原道長などが住んだ三条院の復元模型や、京都の街中の模型、
 あるいは戦前の浅草の街並みなどがあって、
 現代社会までの各時代について、民衆の習俗などとても分かりやすく、
 これはこれで良いなぁと思いました。
 丹念に観ると、1日では終わらないかも知れないと思いながら、
 少し早歩きで観て回りました。

 歴史民俗博物館は佐倉城址の中に建設されています。
 佐倉城址は明治時代に旧陸軍歩兵第2連隊、後に歩兵第57連隊の駐屯地となったため、
 城郭時代の遺跡と陸軍の建物跡などが混在している感じがしましたが、
 とにかく広大な面積が残されていました。

 佐倉城址からJR佐倉駅までの間に、武家屋敷が残っているとの事なので、
 雨が降りそうで降らないのが幸いと歩いて来ました。
 江戸時代、佐倉藩士が登城する際に通ったと言われている、
 竹林の間の道が残されていて撮影スポットとの事でしたが、
 天気が悪いため、暗くて上手く写真が撮れませんでした。
 武家屋敷は、江戸時代後期の武士の住宅が3棟残っていて、公開されています。
 規模としては、角館の武家屋敷ほどではありませんが、
 それぞれ土塁と生垣に囲まれて、当時の雰囲気を味わう事が出来ました。

 武家屋敷からJR佐倉駅まで戻ってから帰って来ました。
 午後7時頃には家に着きました。

 佐倉市の写真もアップしましたので、宜しければご覧下さい。
 http://photozou.jp/photo/album/2882708


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