<栄養摂取方法の基礎>
身体に必要な栄養を考える時、
「何を食べるかより、何を避けるか」を考慮します。
栄養摂取方法の基礎のために取り除くべき3つ
1. 隠れた糖分
ぶどう糖果糖液糖
その4
1.果糖ぶどう糖液糖やぶどう糖果糖液糖とは。
果糖ぶどう糖液糖やぶどう糖果糖液糖は、トウモロコシやジャガイモのでんぷんに化学的処理を加えてつくられるぶどう糖と果糖の混合液のことです。
農林水産省の日本農林規格による異性化液糖の定義は、以下のとおりです。
「デンプンを、アミラーゼなどの酵素、あるいは酸により加水分解しぶどう糖からなる糖液がつくられます。この糖液に、グルコイソメラーゼ、またはアルカリによってぶどう糖の一部を果糖に変換させます。」
こうして作られた、ぶどう糖と果糖を主成分とする液状の糖液のことを、異性化液糖といいます。
2.果糖ぶどう糖液糖とぶどう糖果糖液糖の違い。
果糖ぶどう糖液糖とぶどう糖果糖液糖の違いは果糖の比率です。
果糖の比率によって、以下の3種類に分類されています。
ぶどう糖果糖液糖→果糖の割合が50%未満
果糖ぶどう糖液糖→果糖の割合が50%以上90%未満
高果糖液糖→果糖の割合が90%以上
3.果糖ぶどう糖液糖やぶどう糖果糖液糖と砂糖水の違い。
果糖ぶどう糖液糖、ぶどう糖果糖液糖→ぶどう糖と果糖の混合液のことです。
砂糖水→砂糖(ぶどう糖+果糖)を水に溶かした液体のことです。
4.液糖のほうが、砂糖水よりも甘い理由。
液糖のほうが、甘くすることができます。
理由としては、砂糖(ぶどう糖+果糖)を水に溶かすよりも、ぶどう糖と果糖が分離した状態のほうが水にたくさん溶けるからです。
そのため、液糖のほうが甘い液体をつくることができます。
果糖ぶどう糖液糖やぶどう糖果糖液糖は、清涼飲料水や甘いスイーツはもちろん、ソースやケチャップ、みりん等の調味料など、いろんなものによく使われています。
パッケージの成分表示をみると必ず書いてあるので、ぜひチェックしてみてください。
ログインしてコメントを確認・投稿する