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2019年08月28日23:51

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胎内/羽黒山

一昨26日は胎内に行った。

20時25分から26時までの5時間半あまり、夜半過ぎに短時間雲の通過があったがそれ以外は快晴で、夏の星雲星団55個、秋の星雲星団58個、X-1Cyg、天王星、海王星等を楽しむことができた。

観望を終えてから30分ほどたって機材を片付け終わったころ、東の山際に地球照を抱いた二十六夜の月が昇ってきた。下弦から3日後の月なので、銀河はカシオペア座のあたりまでは見えていて、アンドロメダ大星雲も肉眼で見えていた。月、星、銀河(天の川)、アンドロメダ大星雲、宇宙の奥行きを感じることのできる星景色だった。


新潟県も胎内まで来るとあと一息で山形県である。そこで、胎内での観望を終えた後、その足で以前から行ってみたいと思っていた出羽三山のうちの羽黒山に行った。山形県はダンサー現役時代の地方巡演でも訪れたことがなく、今回が初めての訪問だった。

胎内から羽黒山までの海沿いの国道を走行中は右前に鳥海山が優美でかつ雄大な姿を見せていた。

羽黒山の有名な国宝五重塔は折よく期間限定で内部の公開中で、めったに見られない塔の内部を見ることができた。山麓の五重塔から山頂の出羽三山神社までは標高差は300mに足りないが、若く健康な人にとっても厳しい2664段の石段が続いている。狭心症の心臓が耐えられるかどうか心配だったが、途中何度も休憩しながら何とか登りきることができた。

山形はさすがに東北地方の日本海側で、山間部に入ると関東甲信越各地の山間部よりさらに山深い感じがした。


胎内での星見の後一睡もせずに羽黒山参拝、かつ移動はすべて自分で車を運転してだったので、昨夕帰着した時は疲労困憊していたが、精神的には極めて充実した楽しい旅行だった。


夏大好き爺さんで、毎年5月から8月にかけてはよく遊ぶが、今年は特に、4月に狭心症の診断を受けたのでこの世の名残りというわけではないが、普段の月数回の星見行加えて、5月の望遠鏡オフ会参加、6月の都内日本庭園巡り、7月のプラネタリウム巡り、8月の中野星の会木曾合宿参加、今回の羽黒山参拝と、遊び惚けた夏だった。


3枚目の写真は羽黒山山頂までの石段の中間地点にある茶屋からの庄内平野と日本海の展望。
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