夏は来ぬ

有栖川宮記念公園（別名・研爺公園）にも、やっとセミの声が聞こえ始めた。

この音を聴くと、夏が来たという思いがする。
いつもはもっと早かったような・・・。

選挙があって、梅雨が超ロング・バージョンだったもので、いつのまにか、もう7月末になってしまった。

明日は花火大会だっていうのに、台風が来る？
そりゃあないよね。

海だって、そろそろクラゲの心配が出てくるころ。
まだ始まってないのにぃ。

ご近所の植木大好きおじさん（といっても、ボクより若いらしい）の家では、月下美人が、すでに三つも咲いたとか。
残念なことに全て見逃しているなあ。

ここのご主人からは、月下美人の小さな苗木をふた鉢いただいているのだが、花芽がつくのは、相当先になるだろう。

水やりは月に二度まで。

そうしてやらないと、しっかり根を張らなくなるんだそうだ。
これが簡単そうでむずかしい。

ついつい水をやりたくなってしまう誘惑にかられるから、じっと耐えている。

この植木おじさんの家には、そんなに広くない植木スペースがあり、いろいろなものが植えてある。

たいして大きくない桃の木なのに、毎年しっかりと実がなる。
いくつも実がなるのだが、数個に剪定して大きくして収穫している。

今は収穫も終わって、梨が二個実をつけている。
あれは自分で食べるのだろうか？

上の方には棚があって、ブドウのツルがはわせてあり、いくつものブドウの実がついていて、しかも大きい。

フェンスには、あけびのつるもはわせてあり、これも毎年しっかり実がなる。
時間があれば、小さな庭をながめているけど、このおじさんは天才だね。