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2019年07月25日21:24

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散策雑感・マンモス展

日本科学未来館の特別展、いつもの会場です。11/7までとかなり長期に開催しています。今回は手前よりが展示室入り口です。

クランクした通路を抜け、最初は「マンモスと太古の記憶」
いとうせいこう?あれキャラクターはマツコデラックスじゃなかったっけ?ナビゲーターと言うことらしく案内解説です<各研究者のもあるから居るのかな。
展示物は仔ケナガマンモスのディーマ・愛地球博で展示されたヤツですね。

左手に進み、広い展示場中央にどんと控えるのはケナガマンモスの全身骨格。マンモスというと大きいというイメージが先行していますが、アフリカゾウと大差なしの巨体(^^;大きさからしたら茨城県自然博物館の松花江マンモスの方が体高で1mほど大きいです。
とりあえず左壁面に沿って見ていきます。
「はじめてのマンモス・進化の継投」など
アフリカゾウとマルミミゾウ(近年別種として認定)は人類誕生はるか以前の500万年前にアジアゾウと分岐しているんですね。その後アジアゾウとナウマン象、ケナガマンモスは分岐しているけど此も人類誕生以前。
これって分岐はDNA解析でほぼ確定だろうけど、途中分岐している未発見まではわからないので、アフリカゾウの方はストレートに近い系統。おそらくは見つかっていないだけで複数の分岐があるのだろうけど、アフリカは発掘が進まない上にそもそも化石が残りにくいところだからね。
「長鼻類の大移動や分布」マンモスの牙や臼歯、毛など部分標本などを経て、
ケサイやステップバイソンなどの全身骨格を見ながらケナガマンモス全身骨格の後ろへ
ホラアナライオンの標本、その他同時代の生き物の頭骨など、マンモスが居た頃はシベリアも生物がいっぱいいたんだね。
「マンモスと人との関わり」鏃など
「絶滅の理由」昔は人類が過剰に取ったと言われていましたが、生息数に対する人類の数などからひとつの要因にはなったかも知れないが主因とは考えられず、現在では過剰適応による環境変化への非適応では無いかと考えられているようです。

続いてはお隣のコーナー「永久凍土で待つもの」
永久凍土とは、発掘の苦労、発掘ドキュメンタリーなどパネル解説他
発掘調査で見つかった太古のウマやバッファロー、イヌなどの冷凍標本はクランク上の通路に展示。

「その生命は甦るのか」再生プロジェクト
漫画調のパネルで冷凍標本からのクローンやDNA操作などの研究を解説。
中央にはユカギルマンモスの復元模型が展示されています。
まぁ派手な目標をぶち上げ研究費を集め関連する技術開発をしようという身も蓋もない見解を私は持っていますが(^^;

最後に今回の目玉、撮影禁止のユカギルマンモス冷凍標本。でもテレビではずいぶん映していたよね。意味あるんだろうか。
結局マツコデラックスは最後の最後にあるポスターだけ。せっかく採用したのだから「重さはあたし何人分」とか立て看立ててくれれば良かったのに(笑)

展示室を出てフォトスポットとして特大ポスターとユカギルマンモス頭骨レプリカ、こどものケナガマンモス復元が置いてあり、その向こうにはミュージアムショップ。このコーナーはかなり広い間隔を設けています<特別展示室の1/3くらい? ピークなら混み合うんだろうけど、展示物が少ないせいでスペースが余っているのかな(^^;;

常設展を流してみて、7階で食事。ここからUCガンダム見ると小さいよね。
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