今度の土曜日は土用の丑の日です。
今日のネットのニュースを見ていたら、
「『土用のウナギ予約』環境省公式ツイート、炎上し削除」との
朝日新聞デジタルの記事が目につきました。
問題のつぶやきは、
「食品ロスにならないように大事にいただきましょう。
食べる方はできるだけ予約して、季節の行事を楽しみましょう!」と
呼びかける内容だったとの事です。
しかし、ニホンウナギは環境省がレッドリスト2019で
「近い将来における野生での絶滅の危険性が高い」として
絶滅危惧1B類に指定しています。
つぶやきは「ウナギ」が天然か養殖かや、
鰻の詳しい種類についての記述はなかったとの事ですが、
ネットにアップ直後から
「ウナギの破棄問題はわかるけど、この時代にわざわざ食べることを推奨しますか?」
などと批判が相次いだとの事です。
環境省では以前、恵方巻について同様につぶやいたようで、
この時は恵方巻の食品残渣の問題が取り上げられていましたので、
問題はなかったのでしょう、今回は柳の下の泥鰌を狙ったのかも知れません。
しかし、高価な鰻は、余り食品残渣にはならないような気もします。
今の時期、街中のコンビニや外食チェーンなどで鰻の文字をよく見ます。
スーパーなどでも、鰻を大量に販売しています。
こうした所の鰻は、もちろん国産鰻ではなく、外国産が多いのだと思います。
中国産の鰻は、ヨーロッパウナギの稚魚を輸入して育てているようですが、
そのヨーロッパウナギも激減しているとの事です。
鰻の生態は、まだ分からない点が多く、世界的に資源の枯渇が危惧されています。
溢れている鰻の文字見ると、不思議だと思いますし、
これで良いのかとも思ってしまいます。
自慢ではありませんが、僕は鰻をほとんど食べません。
嫌いな訳ではなく、好きなのですが、手が出ないというのが正直なところです。
今年の3月に友達にご馳走してもらって、何年かぶりで鰻にお目に掛かりました。
栃木市の鰻屋さんの鰻でしたが、やはり美味しかったです^^
季節の行事を大切にするのは良い事ですし、
土用の丑の日には鰻を食べないと
暑さを乗り切れないと思われる方も多いかも知れません。
ですから、否定するつもりはありませんが、
多分僕は今週の土曜日は食べないと思います。
どなたか御馳走してくれるのならば、話は別ですが^^
明日は、所用により日記などを休ませて頂きますので、
お含みおき下さい。
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