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2019年07月18日19:20

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NHKドキュメンタリー「器をめぐる2万年の旅へ」

NHKドキュメンタリー「器をめぐる2万年の旅へ」を見た。人類が二万年前に手に入れた「陶器」という道具がもたらした恩恵が現在の人類の繁栄をもたらしたことのようだ。
「栃」という木がある、この木の実は大量に採れるけどサポニンなどの毒素を含むためそのままでは食用にならない。だから、野生動物にも食べられることがないので大量に入手可能だったようだ。しかし、食用にするためにはかなり煩雑だ。何度も煮て固い皮を剥く、さらに木灰を加えて煮る・寝かせるを繰り返してからやっと蒸して餅に撞いたり粉にすることができるそうだ。
その為に必要なのが「器」だ。火にかけたて煮るためには器が必要になる。ここで土器の成立があり、やがて縄文式の模様があしらわれるようになったようだ。番組によると、さらに固く焼くために焼結温度を上げるために野焼きから窯への移行、色付けの工夫と発展してきたらしい。
陶器の発展段階を90分で端折って説明する番組だったけど、面白かった。そういう事だったのね。

https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/92223/2223434/index.html


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