左:静岡県側の雲海に映る影富士
中:富士宮口登山道八合目にある浜松医科大学診療所(富士山衛生センター)
右:富士山頂は晴天です
各地の天気予報を見ても雨や曇りばかりで埒(らち)があかないので、気圧配置図とにらめっこして、名古屋から静岡の気圧が高くなる10日に富士宮口五合目から富士山に登ってきました。
自宅(足立区綾瀬)午前2時出発で6時登山開始、七合目から上は晴天でほぼ11時に登頂。この日が山開きで正午までしか自動車で五合目に登れないのでよかったです。
珍しい静岡県側の「影富士」も見られました。
登山用具のレンタル店は今年も営業。ガイドのレンタルはしていません。
お鉢巡りもしましたが、六月に降った雪はほぼ溶けて、山梨県側からの登山道(吉田口・スバルライン口)は大盛況でした。
下山は御殿場口登山道を六合目まで下りて宝永山に登って富士宮口に下りようとしましたが、午後2時を過ぎた頃から雲が上がってきて視界が効かなくなり、宝永山への分岐を見極められそうになかったので、御殿場口登山道八合目から富士宮口登山道八合目にトラバース道を行き、富士宮口登山道に合流して、そのまま下山しました。
富士宮口登山道は、他の四つの登山道(スバルライン口・吉田口・須走口・御殿場口)のように「登り道」「下り道」の区別がないので、引きも切らず登ってくる人たちとのすれ違いが大変でした。
計80人の台湾人ツアー客を連れていたガイドさん(日本人)には脱帽します。
ところで、下りでは香港人パーティとも遭いました。香港人とはいえ、デモをやっている人たちばかりではないようです。
「逃亡犯条例」改訂への考え方など聞きたかったですが、皆さん「ゼーーハー」と息を荒くしていたので、挨拶だけにしました。
中高年の皆さん、夏の富士宮口からの富士山は自身の体力を図るちょうど良い目安になりますよ。
また、夏なら子供でも登れますし、7合目から上は雨雲の上なので、天候不順な夏休みをもてあます子を持つ若いお父さんたちにもお勧めです。
たとえ、五合目で天気が良くなくても、女の人は「日焼け止め」を忘れずに。
スバルライン五合目から登るのは勧めません。
http://www.fujisan-climb.jp/index.html
ログインしてコメントを確認・投稿する