ある時間の現場。
今日から新しい女性清掃員が入るという話を、何日か前に聞いていた。
なんと、年齢は27歳。
正直、若い子が入る仕事でないだけに、20代の女性が入るというのはとても珍しいことなので、ちょっと驚いている。
とにかく、責任者、副責任者ともに、やさしく接してくださいと言われる。
そして、若い清掃員が入ってくる日がきた。
ちょっと寝ぼけ状態であったオイラは気合を入れて、現場の更衣室に入ろうとした。
すると、誰かがオイラに挨拶の言葉をかけるのであった。
オイラはその方を見たら、見たことがない顔の女性がいた。
この人が新しい人と思った。
ところがである。
声をかけた女性は⒛代には見えず、どうしてもオイラよりも年上に見えるおばあちゃんだったのである。
本当に⒛代!? オイラはそう思ってこの女性が更衣室に入って行くのでお見るのであった。
その後、作業をしていた時である。
副責任者が人を連れてきた。
そして、副責任者は連れてきた女性、20代の人の紹介をするのであった。
副責任者の紹介の言葉で、その女性が今日から入った新人さんであると気づいた。
大人しい感じの女性という印象が強く残った。
いい女性が入った、と喜ぶべきであるが、するとオイラが更衣室の前で会った女性は誰だったんだろう、と気になってしまった。
結局、誰もわからない、という返事しかなく、最終的にはいい人だからいいんではないかと気づくのであった。
とりあえずは、新人さんを大切にやさしく接していこうと決めるのであった。
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