第25回JNMAフェスティバル＆下町七夕まつり＆入谷朝顔市

今日は、夜にうちの隣の公園で開催予定だった「水辺で乾杯」が悪天候のせいで無念にも中止になってしまいましたが、昼間はかねてから行こうと思っていた鉄道模型などのイベント「第25回JNMAフェスティバル」や「下町七夕まつり」などを見るために浅草に行ってきました。

浅草に到着後、まずは銀座線の改札口そばの地下街にある「浅草焼きそば福ちゃん」で食事。昼間から飲める店でアルコールやおつまみなども充実しているので飲んでいる人も多いですが、カレーソース焼きそば（450円）のみを注文。
焼きそばは、学校給食や古い店でよく使われているような昔ながらの雰囲気のアルミかステンレス製の銀色の皿で出てきて、これだけでも昔懐かしいというか古き良き時代の雰囲気が引き立ちますね。
また店内にはTVが設置されていますが、競馬中継が流れているのも昔ながらの浅草の雰囲気だと思います。最近は国際観光地化が進んで、新たな活気やカルチャーが生まれた一方で失われてしまったものがあるのも否めませんが、ここには昭和の頃から変わらない浅草らしさが残っている気がします。

そして、JNMA会場となる二天門そばの都立産業貿易センター台東館に到着。このイベントは入場料が500円かかるのでチケットを買って会場入りしました。
入場券と一緒にクリアファイルがもらえ、過去10年のイメージイラストの車両が掲載されていました。今年のイメージイラストの車両は広島電鉄（元・京都市電）1900形でした。
このイベントは、日本Nゲージモデラーズ協会が主催し、主にNゲージのメーカーや愛好家が出展するもので、約80のブースが出展しています。私は模型を作らないのですが、展示されているものを見るだけでも十分に楽しめます。
会場内ではパーツ類が安く売っているほか、完成品も色々あって、誰でも知っているような車両に混ざって、過去のあまり有名でない車両、製鉄所の機関車や貨車など工場の構内でしか走っていない車両などマイナーなもの、架空のフリーランス車両の模型などもありました。特に架空ものなんかは個人的に興味をそそりますね。
「フリーランスの世界」というそういう架空車両を集めて掲載している本が売っていたので、買ってしまいました。
また、レイアウトを展示しているブースも見応えがあったほか、あるブースでは台湾の鉄道車両を紹介する現地の本を見本で置いていて、非売品だったけど売っていればぜひ買いたい一品でした。
私も架空鉄道・燦柊浪漫鉄道（http://highlandrail.web.fc2.com/rrail/index.html　）の車両などを模型化したり書籍化するなどしてこういう場で披露できたらと思うことはありますが、いかんせん完成度が低く、とてもそういう場にお出しできる状態にないのが現状です。
一通り見学を終えて外に出ようとしたら、雨が強く降っていたので中で少し休みました。
6〜7階では「第27回日本テディベア with friends コンベンション」というイベントも開催されていたようで、そのためかエレベーターが非常に混雑していました。JNMAの客がほとんど男性だったのに対し、そちらのほうは逆に女性ばかりだったようですね。
あと、行きの到着時に台東館の入口付近でうさ耳帽をかぶった横澤夏子みたいな大きなウサギを目撃しましたが、この手のイベントにはそういう不思議な格好の人もちらほらいただけに、これの参加者だったと思われます。
雨が少し小降りになったタイミングを見計らって外に出るも、やはり外は歩きづらいので屋根のある新仲見世を散策。
ところどころにお知らせが貼られていましたが、毎年恒例の浅草寺のほおずき市は9〜10日開催なのですね。両日とも仕事なので行かれるかどうかは分かりませんが、機会があれば見たいものです。
そして、この向かいにあった「和泉屋の猫せんべい」も気になりました。

しばらく新仲見世を散策していたら、以前にも立ち寄ったことのある鯛焼き店・鳴門鯛焼本舗の前のベンチで、西野カナ系な人（相方は男の娘ユーチューバーのぎんしゃむみたいでした）が鯛焼きを食べていたら鳩が寄ってきてしまったようで、西野カナ系な人が悲鳴を上げて飛び出しているところに遭遇。その際にリップスティックを思いっきり落としていたのですが、私が拾おうとしたら反対側から来た黒縁眼鏡のオヤジに先を越されて拾われてしまいました。しかも思いっきり仲良く話しかけているではありませんか（涙）。
相方のぎんしゃむみたいな女性の方とのみコミュニケーションを取っていたのであれば100歩譲って許せますが、2人とも仲良くしていただけに何だか悔しいですね。申し訳ないけど西野カナに大橋巨泉は似合わないと思います！と言いたかったし、ここで鯛焼きをやけ食いしてしまいました。
ちなみに半年前にもこの店の前で、西野カナ系な人がナンパされて鯛焼きを奢ってもらっている決定的瞬間に遭遇してしまったことがあり、この店は何だか知りませんが因縁の地なのですよね。だったら三度目の正直で今度は私が（以下略）
その後は雨がなかなか小降りにならないけど浅草神社に行きました。
浅草神社では「夏詣」という行事が行われていて、ちょっとしたお祭りムードでした。
半年の締めくくりである6月30日の夏越の祓から七夕の間を夏詣として盛り上げようとのことですが、浅草神社のホームページを見ると「新たな伝統」と書いてあり、何だか一種の矛盾ワードのようにも思えてしまうのですよね。
七夕飾りがあったり境内で伝統芸能の披露が行われていたほか、金たらいの中に葉っぱを浮かべたものが置いてあり、説明を見るとこれは江戸時代の七夕飾りの一つで「織姫の星（こと座）を写し、梶の葉を浮かべる」と書いてありました。
浅草神社を見た後は、浅草寺の裏の西参道に行きました。
最近リニューアルされて、木の道になったり新たな観光スポットとして注目されていますが、ここは外国人観光客でごった返していました。
外国人の集まるスポットだけに、唐揚げの店には10か国語で案内が書いてありました。今や外国人の多い観光地に英語、中国語、韓国語は定番で、あとは地域によってスペイン語やポルトガル語やタイ語の記載がある場合もありますが、インドやロシアの文字も書かれた計10か国語という多言語表記は初めて見ました。
そして、金曜日にオープンしたばかりの「アトム堂本舗」に行ってみました。
「鉄腕アトム」をはじめ手塚治虫作品を集めたテーマパーク的な店で、1階は物販や展示物、2階はカフェになっています。ちなみに今年は手塚治虫没後30年です。
アトムの形をしたAIのコミュニケーションロボットも実演で置いてあり、値段は非常に高いですがこれの販売も行われていました。

その後は浅草六区付近を通過してかっぱ橋の下町七夕まつりに行きました。
七夕飾りが延々と続いているのは圧巻ですが、ここに来るまでに止んでほしかった雨がなかなか上がらないままだったのは遺憾です。
飾りを見たり屋台を見ながら移動しましたが、入って間もないところにある屋台が雨のためドリンク類全品半額にしていて、タピオカ入りの抹茶ラテハイが通常600円のところ300円ということで強く勧められたので買ってしまいました。
天候が優れないのは困りますが、半額サービスにありつけたのは不幸中の幸いかもしれません。
また、願い事を自由に短冊に書いて吊るすこともできるのですが、この雨だと上手く吊るせないし落ちているものも多かったので、ここでは何も書いていません。
そして、雨のためシートを掛けられていましたが、ここにも鉄道模型を展示したり売っているブースがありました。
七夕まつりの最後のほうでは、やはり雨だからか焼き鳥を安くしている店があり、ここでも買ってしまいました。

下町七夕まつりを見終えた後は、その足で入谷朝顔市に向かいました。
朝顔市も雨ということで客は少なめでしたが、ところどころにシートで屋根が作ってあるので七夕まつりよりは雨をしのげる場所が多いです。
入谷鬼子母神も例年の朝顔市のときよりは空いていたと思います。
朝顔は一鉢2000〜3000円と安くはありませんが、見事な花を咲かせているものばかりで、途中には花を水に浮かべた飾りを置いている店があり、これがなかなかきれいでした。
もちろんこちらにも屋台は沢山出ていましたが、色々食べたり飲んだりし過ぎたのでこちらでは自粛して、朝顔だけ見て帰路につきました。
当初の計画では、帰ってからうちの隣の公園でやるイベントに行くつもりでしたが、中止になってしまったので赤羽で降りて串カツの店で一人飲みをしました。
帰りに赤羽駅の高架下を通ったら、ここにも七夕飾りが出ていて短冊に自由に願い事を書いて吊るせるようになっていましたが、面白いことを書いている人が沢山いますね。
「ドラえもんになれますように」「プリキュアになりたい」というのは、笑ってしまうけど子供からしたら切実な願いなのでしょう。
あと、「（不祥事を起こした）○○議員やめろ」というのはここで書いても仕方ないので、選挙などを通して自分の意思を表明するなり、さもなければ抗議デモなどを起こして意思表示をした方がいいと思います。
そして、「小1の頃の担任に不幸が訪れますように」とか「私より頭いい人が全員消え去りますように/ついでにリア充爆ぜますように」という物騒な願い事もありました。色々嫌なことがあったのかもしれませんし、私だって「向かいのマンションの夜中に騒ぐラリった住民が消え去りますように」とか「うちの前をよく通過する珍走団のハゲがこけますように」とか「某犯罪組織が執拗に勧誘してきた詐欺まがいの金融商品もどきが大暴落して、奴等自身が大損失を被りますように」とか「全てのブラック企業が消え去りますように」とか「マナーの悪い眉毛を書いていないイモトアヤコみたいな奴が赤羽近辺から消え去りますように」と書きたい気分ですが、こういうところに書くのは自粛したいです。
それ以外にも、「仕事が上手く回りますように」とか「埼京線と相鉄の直通運転が開始されることで輸送障害が増えるなどの逆効果出現が起きませんように」とか書きたいことは山ほどありますが、東武の駅などで時期が来るとよく見かける春闘のスローガン風に賃金上昇に関する願いだけを書いてきました。

今回の日記、その他写真は、こちらにもアップしております。
（１）https://blogs.yahoo.co.jp/silkroad_vx/41320962.html
（２）https://blogs.yahoo.co.jp/silkroad_vx/41320963.html