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2019年07月02日17:54

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東京国立博物館へ・・・

 6月27日には、東京に行って来ました。
 東京国立博物館に展示されている「奈良大和四寺のみほとけ」を観るためでした。
 奈良の岡寺、室生寺、長谷寺、安倍文殊院の仏像が多数出展されていました。
 特別展ではなく、平常展の一環として開かれています。
 国宝が4点出ていました。
 岡寺の義淵僧正坐像、室生寺の釈迦如来坐像、十一面観音菩薩立像、
 安倍文殊院の文殊菩薩像像内納入品です。
 他に、長谷寺の難陀龍王立像など重要文化財9点も出ていました。
 多分、それぞれの寺に行っても観られるのかどうか分かりませんし、
 観られたとしても博物館のように身近には観られないかと思って、出掛けた次第です。

 この展覧会の外、久しぶりに平常展をゆっくり観て来ました。
 国宝室では、延喜式の巻12と16
 刀剣では、国宝の福岡一文字吉房、相州貞宗(名物 亀甲貞宗)、
 陶磁器では、尾形乾山の銹絵十体和歌短冊皿、
 茶道具では、蒲生氏郷が作った竹茶杓、
 16世紀の南蛮人渡来図屏風、世界及び日本地図屏風、等々
 初めて観るものが多く、特に印象に残りました。
 平常展は時々展示替えがあるので、何度行っても初めて観るものがあります。

 僕は、学生時代から国立博物館には何度行ったか分かりません。
 僕が通っていた大学の裏手から、上野広小路行きのバスが出ていて、
 授業が休講になったり、暇があったり、授業に出る気がなくなった時などは、
 よくバスに乗って上野に行き、国立博物館に行きました。
 当時は、表慶館が考古学専門の展示になっていて、ほとんど人がいませんでしたから、
 木製の床をコツコツと靴の音をたてながら観るのが好きでした。
 卒業して、宇都宮に戻ってからも、何かにつけて国立博物館には行っています。
 年2・3回は行っているのではないかと思います。
 最近は、平成館で開かれる特別展だけの時も多いですが。

 学生時代、窓口で学生を忘れた事があります。
 多分、1974年(昭和49年)頃の事でした。
 その頃付き合っていた女性と一緒に博物館に行き、
 学生料金を支払うため学生証を提示して、受け取るのを忘れたのだったと思います。
 下宿に帰ったら、下宿の小母さんから、国立博物館から電話があったと言われ、
 学生証を忘れた事が分かりました。
 数日後、博物館に取りに行ったら、その頃開催が予定されていた、
 「モナリザ」展の、アルバイトを募集しているのだけどやらないかと誘われました。
 毎日上野に行くのも大変だろうと思ってお断りしましたが、
 今考えると、勿体ない事をしたと悔やんでいます。
 その頃は、館内で煙草が吸えたのですが、
 その内館内が禁煙になり、本館前の池の所が喫煙所になりました。
 現在は、さらに迫害を受けていて、
 平成館の前の植え込みの中と、法隆寺館の前の池の脇の2か所になってしまいました。
 時代の流れなのではありますが。

 国立博物館を出て、少し用事があり、その後新幹線で帰って来ました。
 やはり新幹線は便利だと、改めて思いました^^
 大人の休日俱楽部パスの時でないと、上京するのに新幹線は余り使いません。
 新幹線の料金は高いですからね。
 27日は天気が悪いとの事だったので、
 カメラを持たずに行きましたから、写真はありません。

 今回の大人の休日俱楽部パスは、3日間使っただけになってしまいました。
 パソコンの故障もありましたし、天気の具合もありました。
 次回は11月下旬から12月にかけてのようです。
 出来れば4日間出掛けられれば良いなぁと思っています。


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