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2019年05月27日15:40

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バンブルビー(Bumblebee)

 大ヒットSFアクション「トランスフォーマー」シリーズの人気キャラクター、バンブルビーを主役に、シリーズの始まりを明らかにする物語。シリーズ1作目の主人公サムとバンブルビーが出会う以前の1980年代を舞台に、バンブルビーと人間の少女チャーリーの交流と友情、彼らに待ち受ける予想外の運命を描く。父親を亡くした悲しみから立ち直れずにいる少女チャーリーは、18歳の誕生日に小さな廃品置き場で廃車寸前の黄色い車を見つける。すると突然、その車が人型の生命体へと変形。驚くチャーリーを前に逃げ惑う生命体は、記憶と声を失って何かに怯えていた。チャーリーは生命体を「バンブルビー(黄色い蜂)」と名づけ、匿うことにするが……。アカデミー賞にノミネートされたアニメーション映画「KUBO クボ 二本の弦の秘密」で知られるトラビス・ナイト監督が、自身初の実写映画監督として手がけ、「トランスフォーマー」シリーズでは初めてマイケル・ベイ以外の監督がメガホンをとった。少女チャーリーを演じるのは、女優・歌手として人気を集めるヘイリー・スタインフェルド。(映画.comより)









 「トランスフォーマー」シリーズは全部見ています。ただし、映画のみ。元々はテレビシリーズがあったようですね。子供向けだったのかな?案外そうでもないのかな。よく知らないんだけれど、アニメもあったかもです。ともかく、映画シリーズは”破壊王”マイケル・ベイ監督の面目躍如でしたね。でも、嫌いじゃなかったです。確かに彼はビッグバジェットな作品ばかり作っていたけれど、例えば「バッドボーイズ」はとても楽しめたし、美しい女優を見る目もあったし、シャイア・ラブーフは個性があっておもしろかったし、マーク・ウォールバーグはすんごくいいお父さんだった。スタンリー・トゥッチもいい味を出してました。なんか、一緒くたに書き並べてしまったけれど、要は楽しめたということです。

 で、ここにきて「バンブルビー」です。なぜ「オプティマスプライム」ではないのか。かわいくて若い女の子と並べたらウケると思ったのでしょうか(笑)。

 冒頭はサイバトロンという惑星。すでにオートボットとディセプティコンが激しく戦っています。その場を離れることができないオプティマスプライムは、黄色いボディの戦士に地球へ行くよう要請します。次の根拠地として使えるところかどうか、偵察も兼ねています。ところが、この黄色い戦士が地球に降り立ったところを軍隊に見られ、攻撃されます。もとより地球人を攻撃する意図などない戦士は逃げますが、そこにディセプティコンの戦士も現れ、手負いに。必死に逃げるも途中で力が尽きてしまいました。

 場面は変わって、年若い女性。どうやら何らかの理由で、大好きだった父親を失った様子。車好きだった父親とともに車の修理が趣味だった少女は、今でも自動車修理工場に入り浸っています。そんな彼女が、独りぼっちだった”黄色い戦士”すなわちバンブルビーを発見し、同じ独りぼっち同士、共感し共闘してゆく、そんな話です。

 オートボットの話は、今まで見てきた映画版「トランスフォーマー」の前日譚となるようです。第1作目よりの前の時代、という設定。なので、シャイア・ラブーフもマーク・ウォールバーグも登場しません。監督が違うので、美人セクシー女優も登場しません。少女役のヘイリー・スタインフェルドは初めて見た「トゥルーグリッド」のときと同じくぶすっとしてるし(笑)。媚びない姿勢が一貫していて素敵ですね。で、地球のお話は、故意かと思うほどtypicalな設定。母親は父を忘れたかのようにさっさと新しい男といちゃついてるし、娘を思っているのはわかるんだけれど、早く新しい環境になじむようしつこく仕向けてくるし、少女の仕事は遊園地の大衆カフェだし、金持ちそうな女たちは意地悪だし。写真の父は、絵に描いたように優しそうだし(笑)。まぁともかく、そんな感じで話は進んでゆくわけです。

 バンブルビーがかわいかったですね。そんなことを言うと、まんまと制作者の意図に引っかかっているわけですが、でもやっぱりかわいかったです。母親と少女の話の展開、ちょっと「レディーバード」みたいだったり。普遍的ですね。

 わりと見やすい映画でした。続編があるのか、いやいや次は「オプティマスプライム」なのか。案外違うキャラなのか。まぁ、いいです。きっと見ます(笑)。

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