mixiユーザー(id:12645834)

2019年05月26日15:45

264 view

NHKの番組「イッピン」スペシャルを見て驚いた

NHKの番組に「イッピン」というのがある。26日15:00の放送で『究極の帯』を放送している。
西陣の織匠・誉田屋源兵衛が様々な織りを追及しながら気力を尽くして那智の滝を帯に仕上げるという番組だった。
こういう、関わる人がすべての力を出し尽くして理想を実現するっていうのが感動なんだよね。
だから、最近のアスリート(と呼ばれる人達)が「楽しんできます」なんていうコメントをするのが引っかかるんだよね。みんなの期待を背負っていくんだったら、もっと真剣に集中しろよって思っちゃう。
その点、職人の世界では織りの奥に隠れた月を表現するために徹夜してでも織り続ける。横では子供が寝むり込んでいる。
こういうのを働き方改革で「納期の延長を検討しましょう」「織りはこの辺で適当に完成としましょう」というのが政府の方針なんだろうか?それってホントに良いことなんだろうか?

機織りについては何の素養もない。だから別のことについて……

織り機に西陣折りのパターンをプログラミングするのにパソコンを使っていた。でも、そのパソコンが懐かしいPC9801なんだよね。しかもMS-DOSで動いているようだ。
作業中の黒い画面には「ESC to EXT」って懐かしいメッセージだしね。
さらに、京都から奄美大島の染色職人に送ったメッセージは3.5インチのフロッピーだ。
これに織りのパターンとメッセージが入っているそうだ。
まぁ、みんなが使い慣れたものを使えばそれでいいんだけど、それに対してはほほえましいとさえ思うけどね。

ライセンスやサポートが切れるとその時点でOSの機能も停止しちゃうと思わせて、新しいパソコンを買わせようとするのっておかしいよね。古いMS-DOSのPCが今でも現役といういい見本がこれだよ !
更新の提供が亡くなっただけで動かなくなるわけじゃない。(最近のサブスクリプションはちょっと問題ありだと思っている、これは別の機会に書く)
ちょっと おどろいた
2 3

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する