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2019年05月18日09:27

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『RBG 最強の85歳』感想

〜85歳で現役の最高裁判所判事としてアメリカで広く知られる女性ルース・ベイダー・ギンズバーグ(通称・RBG)に迫ったドキュメンタリー。アメリカでは関連本が何冊も出版され、Tシャツやマグカップといったグッズまで作られるほどの知名度と人気を誇る、RBGことルース・ベイダー・ギンズバーグ。85歳で現役の最高裁判所判事として活躍する彼女は1993年、ビル・クリントン大統領政権下でアメリカ最高裁判事に任命される。女性やマイノリティへの差別撤廃に緩やかに寄与していった彼女の判例の数々や、ニューヨークのユダヤ系の家に生まれ、苦学の末に最高裁判事まで上り詰めていったキャリア、そして、それを支える信念や愛情を、女性監督のベッツィ・ウェスト&ジュリー・コーエンがカメラに収めた〜 <映画.comさんより>

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やっと観れた〜!
『ビリーブ 未来への大逆転』を観てから、もう、早く観たくてしょうがなかった。
で、先に『ビリーブ』観てたから、こちらのドキュメンタリーがわかりやすかったこと!
ドラマを思い出しながら観れたから、深みも増しました。

ルースがかつて母親に言われていた言葉がずっと作品(彼女自身)の根底に流れていたような。。。
「Be a lady」「Be independent」
そして「怒りをあらわにしてはいけない」

彼女が成し遂げた(いや、現在も進行形か)功績は、目に見えるものもあれば、見えないものもある。
アメリカの法を変えたばかりでなく、女性の生き方も自らの意思で変えられるようにした。
(男性しか入れなかった軍学校に女性も入れるようにしたり)

そう、ルースは、かつては女性の敵もどきだった憲法を、女性を守るためのものに変えたのだ。

「icon」って言われるのにも納得。
内向的でおとなしく見えるけど、内に秘めた情熱が凄まじい!
そんな彼女だからこそ、感情が外に飛び出るオペラが好きなのかもとか。

『ビリーブ』で、内助の功が印象的だった夫マーティンだったけど、実際のマーティンも、本当に優しくて、温かくて、ユーモアに溢れた素敵なご主人様だったのね。。。

しかし、RBG、あのトランプ大統領(候補だった頃)にも、ズバリ言ってたのにはビックリ。(後に謝罪)

作品中、2つのガン(大腸がん、すい臓がん)を患っていたことが知らされたけど、昨年末には肋骨を骨折した際に肺がんも見つかったいう記事を読んだ。
悪性腫瘍は全て摘出されたというが、健康状態が心配。。。

一つの流れが中途半端のまま、次の流れが加わって・・・と、ちょっとすっきりしないパートも無きにしも非ずだったけど、彼女のチャーミングさ、勇敢さ、意思の強さ、素晴らしさ、あらゆる魅力はたっぷり語られていました。

様々な感情が揺さぶられる、共感し、感動し、勇気をもらえる優秀ドキュメンタリー!4つ☆
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