昨日、ラジオで武田砂鉄が言っていた芸能人がよくいう
”させていただいている”という発言。
一見、この場合、見ているのではなく話しているのだけれども
一見、謙遜して話しているように聞こえるが、
必要以上に丁寧に話す必要はないと私は思う。
というよりも、聞いていて違和感すら覚える。
この違和感は、何でもかんでも丁寧に話せば良い、
謙遜して話せばよいというものではないと思う。
物事には、謙遜して良いことと、謙遜する事で反対に
鼻につくということがある。
芸能人や今の社会でよく聞かれる”させていただいている問題”はまさにこれだ。
謙遜しているようで、聞いているこちらが鼻につく。
例えば、仕事や学業で自分で選んだ選択を”させていただいている”というのは
本来おかしい。
させていただているのではなく、自分で決めて選んだのだから、
”している”もしくは”していた”が正しいはずだ。
”させていただく”のは相手から享受されて行うもののはずで、
自分の意志で決めているのにも関わらず、”させていただく”もなにも
ないと思う。
以前、タモリが違和感があると言っていた胖疑問形の話し方と
通じるものがある。
これも日本語の変化なのかもしれない。
ますます、私にとって違和感のある日本語が増えてることだろうと思う。
私もmixiをさせていただいている、のだ
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