3回の連載で日記にしました。
特に3日目の技術分野はフェーズメーションの会長さま自ら、さらに技術部長さまから直接ご教示いただいたオーディオ雑誌や公式サイト、カタログにもない、部外秘のノウハウまで教えていただいて書いた数珠玉の記録と勝手におもっちょりま!
さて、お借りしていたパッシブアッテネーター【コントロ ールマイスター CM-2000】
上がかねてから使ってきた自作のマッチングライントランス付可変抵抗型のアッテネーター、下がフェーズメーションです。
増幅回路を持たない、電源不要のトランス式アッテネーター簡単には何も足さない、何も引かないとありますが、どうもそれだけなのか・・・
可変抵抗だけでは音が痩せるので、そこにUTC社の大型アウトプットトランスLS-56の500Ω端子をライントランスを後ろに付けて自作アッテネーター機器として長らく使ってきました。
これと比較しても、音数がこれまで聴いてきたプリアンプ類の中でも最大というか、もう声や楽器、響きらそれそのものがストレートに聴こえるものですから、「見えるように聴こえる!」と書きました。
解像度も最高度まで極めると、解像度ということを意識させずに、生音と錯覚するようです。
フル8Kと言ったらいいのでしょうか。
これからは音の世界もハイレゾなんて言わなくても、CD容量でハイレゾファイルを送れるMQA技術も含めて配信、ストリーミングで、高解像度は当たり前に?
驚異のS/N 140dB“極限を超えた”旭化成エレの新DAC「AK4499」もいよいよですね〜。
一つ一つの音に生命力が宿ったかのような、これまで聴いてきた音は何だったのか。何も引かないから、元の生命力そのものが出てくるのか?
最大の美点はノブを絞った小音量で音痩せがしない。
つまり通常音量でも微小な音を出し切るように聴こえることが大きな違いと感じました。
アンプから系統が別のソナス・ファベール/アマティ・トラディションでもホーンスピーカーでも同じ印象です。
元ドラマーとして、ドラムフェチ、ベースフェチの立場からロックのエレキベースのうねり、ジャズのウッドベースの弾みに自然に耳が惹きつけられて、その上にリズムが乗ってくれる理想の鳴り方、聴き方が出来ています。
クラシックのピアノや弦の倍音、ホールトーン、音場再生もまったく問題ありません。
シンフォニーのハーモニーもさらに美しく聴こえます。
フェーズメーション鈴木会長と電話で一致したのは、上下削って、音の大小も不要と編集したかつての歌謡曲などの録音の悪いソースもそれなりに鳴ってしまう。
音楽を聴くのが楽しくて、早く帰宅したい、早起きして聴きたい、寝るまで聴いていたい。
音場感の広さについてはフェーズメーション社の試聴室での試聴会に参加されたブロ友mMyuさんのレポートに詳しいです。
https://blogs.yahoo.co.jp/hachioji_japan/16648858.html
先日のオフ会で上の可変抵抗&マッチングライントランス付のアッテネーターがいいという方もおられました。
フィルムと4K、8KのVTRの質感の違いのようなものか、いきなりの高画質にこれまでの文法からの違和感か?
価格帯も似通っていて、同じトランス式アッテネーターの英国Bespoke Audio 社初の製品であるリモコン付パッシヴ・プリアンプではこういう風には鳴らなかったです。
中はBespoke Audioが
MC-2000が
参考までに一つ前のMC-1000は
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