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2019年04月09日20:24

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中国に断トツに引き離される日本経済 どうする日本?

世相を斬る あいば達也2019/04/09


筆者は後20年生きている可能性は半々だが、このままの経済成長が続くと、2040年には、中国のGDPは米国の倍、日本の10倍になるそうである。

嫌中(対中コンプレック)な精神構造が強い、日本政府や日本人にとって、この予測は不快極まりないもだが、若干の調整はあるとしても、ほぼ実現されるのは確実だ。

長谷川幸洋氏のように、中国経済は必ずクラッシュ派の論客らは、今後も、中国クラッシュ説を唱えるだろうが、いずれ、泡沫評論家に落ちぶれることだろう。

今さら、日本が、どのような経済政策を打とうとも、或いは、徹底的な規制緩和、産業構造改革に乗り出しても、時すでに遅く、逆に慣れないことに手を出し、大火傷することになるだろう。

一定の見識ある人々は、日本の20年後の姿を、情報として理解しているが、その現実の世界に思いを馳せるのが嫌なようである。まぁ、そんな気持ち、判らないではないが、事実は事実として受けとめた上で、自分達の立ち位置を考えておく必要がある。

無論、他の隣国と比較して、自分の立ち位置を考えるのも如何かと思うが、比較対象することで、自国の力量を知るのが一番わかりやすい。

まぁ、西暦600年における遣隋使や遣唐使の時代を思えば、それから1400年経過して、再び日中の関係がもとに戻ったと考えれば、それほど驚くに値しない。

前にもコラムに書いた記憶があるが、国家の経済を動かす原動力は、国民の努力も不要だとは言わないが、多くは人口に由来することが多い。日本の高度経済成長の原動力も、急激な人口増であった。ただ、中国の場合は、いくぶん意味合いが違う。

中国は、政治体制として、自由主義による民主主義制度は採り入れず、中国共産党独裁制を敷きながら、経済だけ、自由主義な市場原理主義経済を採用し、謂わば“良いとこ取り”のルール違反な感じもするが、“勝てば官軍”なのだから、長州軍も安倍自民も、文句が言える立場ではない(笑)。

問題は、安倍政権が“下駄を履かせて”まで追い求める経済成長戦略は、かなり的外れな戦略と云う事が出来る。競争と云う原理では、ウッカリすると、韓国や台湾にも抜かれる可能性があるのが、日本なのだろう。

いやいや、場合によると、北朝鮮と肩を並べる心配をした方が良いのかもしれない。つまり、言いたいことは、経済規模では、世界の三流国になることが決定づけられているという事実である。

その上、幸福度ランキングも落ちるばかりだろうし、報道の自由度ランキングも60〜70位から抜け出すことは、当分なさそうだ。まぁ、筆者の考えでは、経済大国の夢を捨てるのは、極めて合理的な答えだ。

どのような価値観を目標に進むかは、今後の日本人が考えることだが、少なくとも経済成長ではないのは確実だ。問題は、その価値観を提示するのは、哲学者でも、経済学者でもなく、わが国では、政治家なのだと思う。

単に政治家と云うより、官僚が上手に政治家をリード出来るかどうかに掛かっているかもしれない。

いやいや、民間から国家のイメージが出てくるに違いない。まぁ、どこから国家のイメージが生まれても構わないのだが、国家の価値を、規模や量で追求する限り、日本の国民が満足感をおぼえることはあり得ない。

規模や量でないとすれば、「質」になるわけだが、どのような「質」を日本と云う国の価値観にするかによって、今後の日本人の幸福度は決定すると言っても過言ではない。

https://blogs.yahoo.co.jp/panaponnniwa/16754328.html
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