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2019年04月08日21:16

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自費出版の仕組みと価格

福岡県の山歩き
ガイドブックに沿って90の山 登山完了したので
その記録を自費出版出来るか、調べてみた。

自費出版の仕組みはこうだ。
まず原稿を出版会社に持ち込み
内容や、サイズ、印刷の紙種を打ち合わせ
発行部数を言うと
出版会社が見積もりしてくれる。

例えば
A5サイズで厚い紙(写真が裏に影響しないように)で1000部とする。
この見積もり金額が120万円だったとすると
私が、この120万円を印刷会社に払う。

印刷会社は、内容などに応じ
本屋さんに置いてもらうかどうかを決めるが
その前に、私が何冊引き取るかを話し合う。
例えば、私が300冊を引き取り
残り700冊を店頭などに出すとする。

本が売れると、この印刷会社の場合、著者に本の定価の40%を戻す。
定価の決定は、私がするのだが、一般の人に買ってもらえるような価格に
例えば、500円とすると、1冊売れるたびにこの40%すなわち200円が私に戻ってくる。
(残りの60%が本屋さんの手数料とか出版会社の利益なのだろう。)
仮に店頭の700冊が全部売れたとすると、私に入るお金は700x200円で14万円。

一方私が引き取った300冊は私が友人に定価で販売すると1冊500円なので
300冊売ると300x500円(定価)=15万円。

店頭販売と私の販売合計で14万円+15万円=29万円が私の収入。

初めに120万円初期投資しているので、差し引き91万円の赤字となる。

定価を上げると戻ってくるお金は大きくなるが、
一般の人は内容を見て高価だと買ってくれない。

もともと、お金儲けのための本の出版ではないので、この位の出費はしかたがない。

とこういう仕組みのようだ。

自費出版なんてするものじゃないですね。

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