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2019年04月08日17:02

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「人生で大切な心構え」 〜幸せの秘訣〜


国際文学療法学会会長で聖心会のシスターでもある鈴木秀子さんの「人生で大切な心構え」についての講演より。

香港に住んでいるインド人の女性が実際に体験した出来事です。
この女性は末期ガンに侵され、息も絶え絶えの状態でいわゆる臨死体験をしました。

肉体を離れて自分が寝ている姿を空中から眺め、やがて自分のすべてを受け入れてくれる
温かい光に包まれ、至福感を味わいます。その時に、自分がなぜガンになったかがはっきりと分かったというのです。

インドはとても競争の激しい社会です。彼女は自分の正直な心をいつも押し殺して人からよく見られたい、人の上に立ちたい、出世競争を勝ち抜きたいという思いだけで駆け上がってきていました。

臨死体験をとおして、そういう自分の生き方を振り返るとともに、即物的な生き方がストレスとなり、ストレスがいつしかガンに形を変えていったことが、理屈抜きに理解できたといいます。

臨死体験後、信じられないようなことが起きました。彼女の体から奇跡的にガンが消え去っていったのです。

驚いた医者がそれを学会で発表した記録も残っています。
やせ細った体が少しずつ体力を取り戻していよいよ退院となった時、彼女はこれまでのような金儲け主義の生き方、物や地位だけを追い求める生き方を捨て去ろうと固く決意しました。

そして香港に移住。質素ながら自分らしさを発揮できる仕事を探して、現在はご主人と二人、静かに生活しています。
その彼女がこのように言っています。
「人生で大切なのは、本当に自分らしく生きることと、何事にも喜び楽しんでいられることです」。

 あなたが機嫌よくしていさえすれば、
 それが何よりの社会貢献。

 あなたの周りにいる人をみな機嫌よく、
 気持ちよくできたら、
 こんな素晴らしいことが他にあるでしょうか」

そして彼女は
「そのためには、
 いつも正直でいることです」
と言葉を続けています。

余計なゴミを取り除いて幸せに生きる秘訣を彼女は自らの体験をとおして私たちに教えてくれているのです。

いつも機嫌よく、しかも自分らしく正直に生きることができたら、心にゴミが溜まることもなくなるでしょう。
自分を機嫌よくするのは自分自身です。
誰かが機嫌よくさせてくれるわけではありません。

これまで外界に向けていたエネルギーを少し自分を機嫌よくするために使ってみてください。人生はもっと豊かなものになるでしょう。

日々出合う一つひとつの出来事に深い意味があることを知ったら、どんな些細なことも喜びに変わります。

生かされている命の素晴らしさを感じ、喜びが心の内から湧き出る時、私たちは意識せずとも上機嫌で生きられるはずです。


・・・・・致知出版社の「人間力メルマガ」(2014年4月27日)より。



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