沖縄県宮古島市に先月新設された陸上自衛隊駐屯地に弾薬庫が設けられ、中距離多目的誘導弾(ミサイル)や迫撃砲などが配備されることが分かった。1日の東京新聞が報じた。
宮古島駐屯地は3月26日に開設され、敷地面積は約22ヘクタール。警備部隊380人が配置された。
防衛省は2015年、陸自駐屯地開設を地元に打診したが、周辺自治会は翌年に相次いで配備反対を決議。これに対して同省は「火薬庫を整備する計画はない」と表明。沖縄防衛局は地元自治会への3回の説明会で「弾薬庫は造らない。小銃などの小火器を入れる保管庫を置くだけだ」などと繰り返していた。
今回の弾薬庫設置発覚に、住民らは「政府はミサイル基地を造るためにウソをつき、住民をだました」とカンカンだが、同省は「説明が不十分だった。住民から要望があれば説明する」と開き直り。
安倍政権の常套句だが、ウソをついても「説明が不十分」で言い逃れられるなら、世の中に詐欺師はいなくなる。
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/250903
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