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2019年03月26日22:49

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中期経営計画発表で東京メトロを巡る動きが慌ただしくなってきた

東京メトログループ中期経営計画「東京メトロプラン2021」
https://www.tokyometro.jp/corporate/profile/plan/index.html

新型3020系電車、2019年秋に東急目黒線へ導入 2022年上期から8両編成に順次増強
https://trafficnews.jp/post/84707

東武線・東京メトロ日比谷線相互直通列車に有料着席サービスを新たに導入します!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000539.000020053.html

東京メトロや直通運転する各社で輸送力増強や新車導入や新たなサービスの導入が相次いで発表されましたね。
まず、「東京メトロプラン2021」で一番目を引いたのが、有楽町線・副都心線に導入される17000系、半蔵門線に導入される18000系です。従来の7000系や8000系が古くなってきたので置き換えられる話は以前からありましたが、ようやく具体的に新型車両の姿が見えてきました。このイラストだと、新型車両のLCD画面が3画面ではなく2画面なのですが、3画面方式は結局銀座線、丸ノ内線、日比谷線だけで終わりなのでしょうか?他社直通区間が長かったり各駅停車以外も存在する副都心線や半蔵門線こそ、表示する情報量が多くなるので3画面方式が適している気もしますが。
また、日比谷線への有料着席サービス導入は、以前の東武の経営計画でも「特急列車の地下鉄乗り入れ」構想という形で示唆されてはいましたが、予想外の展開でしたね。既に他路線でも採用例が増えているロング⇔クロス転換座席の車両を東武が製造してこれに充当するというもので、Twitterでこの東武70090型のイラストを見たときはてっきり「ウソ電」の一種か単なるマイナーチェンジかと思ってしまったのですが、まさかのそんな列車だったので驚きました。
東武スカイツリーラインというと通勤客向け特急電車なら既に走っているので、客層がかぶるのではと思うのですが、どう棲み分けるのでしょうね。
停車駅や料金などは運行開始が近づいたら改めて発表になるそうですが、私の勝手な予想だと霞ヶ関や銀座など絶対外せない主要駅に加えて、新駅「虎ノ門ヒルズ駅」のイメージアップなども兼ねてここにも停車させるのではと思います。
東武線内の停車駅は、特急「スカイツリーライナー」と同じになりそうな気もしますが(せんげん台まで料金を取り、それ以降は自由席扱い?)、個人的には差別化をはかるためにも敢えて停車駅をずらしたり変えた方がいいかと思います(例えば新越谷に止めるけどせんげん台は通過とか)。
そして東急目黒線への新型車両導入は、新横浜線開業・相鉄直通を控えていることもあってこれも以前から予想されていましたが、思いのほか早い登場になりそうですね。取り敢えずは6両で導入し新横浜・相鉄方面が開業予定の2022年度から8両化とのことですが、既に8両化を明らかにしている都営三田線に加え東京メトロと埼玉高速鉄道も立て続けに8両化を発表したので、最終的にはここを走る全列車が8両編成になりそうです。

あと、東京メトロの有料座席サービスの拡大や南北線・東急目黒線の8両化で、ふと深読みというか妄想をしてしまったのですが、有料座席サービスは指定料金を徴収することで増収につながる上に、車両自体は既存の通勤電車とほぼ共通設計だから投資も比較的少なくて済むだけに、東京メトロも直通各社もさらに拡大したいと思っているのではないでしょうか。
それだけに、8両化時に増結される東急3020系の増結中間車はもしかしたら(1両だけか2両ともかは分かりませんが)大井町線に先日登場した「Qシート」仕様になるのではと思ってしまいます。
東急も大井町線のQシート導入はあくまで「前座」で、本命は目黒線への導入だと考えているのではないかと思ってしまうのは、私だけでしょうか。
あと、南北線方面であれば東京メトロと東急の思惑が一致しそうなだけにQシート導入は可能かと思いますが、都営三田線だと他路線での先例(京王ライナーの都営新宿線乗り入れも、京成・京急の有料列車の都営浅草線乗り入れも対応した車両があるのに実現する気配が全くない)を見る限りでは、有料座席導入のハードルが高いかもしれません。
いずれにせよ、今後数年は東京メトロ及び直通運転各社の動向からは目が離せないと思います。
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