【紹介】魔法科高校の劣等生27 急転編 電撃文庫 （佐島 勤,石田 可奈）
https://www.youtube.com/watch?v=33hT5prQNSo
■「魔法科高校の劣等生27」の読者の感想について
https://www.amazon.co.jp/%E9%AD%94%E6%B3%95%E7%A7%91%E9%AB%98%E6%A0%A1%E3%81%AE%E5%8A%A3%E7%AD%89%E7%94%9F-27-%E6%80%A5%E8%BB%A2%E7%B7%A8-%E9%9B%BB%E6%92%83%E6%96%87%E5%BA%AB-%E4%BD%90%E5%B3%B6/dp/4049121638
※以前のわたしの感想の中でも書いていますが、この小説の作者の佐島勤さんは、
�“鷯錣貌�脳明晰な方です。
�△修靴董△箸討睿斥�的な説明と論理整合性を大切にしている方です。
別の言い方をすれば、典型的な「左脳人間」の特徴をお持ちの方です。
https://www49.atwiki.jp/mahouka/pages/54.html
この�，鉢△領省�を備えている人の典型は、たとえば「クイズ番組・頭脳王」の出場者に見ることが出来るでしょう。
https://www.youtube.com/watch?v=YUW-kE7vbcE&t=633s
その中でも、典型は決勝戦に残った「東大医学部の神脳・河野玄斗」さんと「京大医学部の賢者・木戸直人」さん。
彼らは、左脳（論理脳）がもの凄く鍛えられていますが、右脳（イメージ脳）も適度に鍛えられていて、統合的思考も可能にしているように見受けられます。
たとえば、
（問題）右の中にあって左の中にない身体の部位は何？」として、右の文字盤と左の文字盤が示されている問題。
河野玄斗さんは、たぶん、素早く右の文字盤と左の文字盤とを比較して、すべての文字が過不足なく同じ文字で構成されていることを認識し（こういう比較確認作業は玄斗さんは凄く速い）、変だなと思って「問題文」を確認して、ああ、そういうことか！」と閃く。
他の人たちは、たぶん、次の手順として枠の中の「漢字の細部」に何か違いがあるのではないかと、詳細に漢字ごとの違いを比較しているうちに時間経過…。
ポイントは、問題文の「右の中にあって左の中にない」が、「右の図（または枠）の中にあって左の図（枠）の中にない」と違うことに気付けるかどうかです。ＩＱの数値とは無関係の頓智や機転。
で、このクイズ番組にコメント・ギャラリーとして出場している人たちは、殆どの問題に関して、出場者の思考スピードや思考力に完全に置いていかれて、まったくついていけていません。
◆「魔法科高校の劣等生」の小説においても、この現象が顕著に出始めています。★1つの方たちがそうですね。アニメであれば、まだ★が1つ2つ増えるかも。
◆次に、★が４つの人は、主人公の思考力・判断力や作者の戦略性や政治洞察力等を自分の人生に活かせるレベルまで咀嚼できていないからではないかと…。
◆また、★が5つの人は、ついていけている人ですね。
■魔法科高校の劣等生 27巻 急転編 感想・ネタバレ
https://manga-rinrin.xyz/mahouka27/
↑
これはかなり詳細な粗筋ですね。
※27巻は、「魔法科高校の劣等生」には珍しく、たくさんの重大事件が、３つの場所で同時に起こり、司波達也さんは１人しかいないので、ハラハラする部分が生じたわけです。
●水波の意志・光宣の希望
達也さまと深雪で水波に確認は取っているはずだった。
光宣を殺すことになったとしても邪魔をしないのか、光宣に従わないということで良いのか、ちゃんと確認を取っていたはずだった。
光宣は真由美や双子に対して「命を奪わないよう」に力を尽くしていたから、深雪を殺さないだろうと思っていたけど誤って殺してしまったり後遺症を遺す可能性だってあった。
でも深雪の持つ「コキュートス」であんなにも優位に立てるとは思わなかったわ…。
強すぎやん。
※深雪さんの「コキュートス」
https://www49.atwiki.jp/mahouka/?cmd=wikisearch&keyword=%E3%82%B3%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%B9
※精神世界科学（ヨガ）の「真理」においては、
◆「意識」や「思い」は、「真我（根本創造主の意識の1つ）」の働きなので、「絶対世界の実在」なので、凍結させることも消滅させることも、止めることもできません。
◆「精神」は、
� 岼媼韻了廚ぁ廚函�
もう1つは、
�◆屮▲好肇薀觴仝機廚瞭眦�心理器官である「理知の働き」との、
２種類があると考えられます。
「理知」は、相対世界である「多次元宇宙」の「アストラル次元」の内的心理器官なので、凍結（静止）させることは可能かもしれませんね。
ただし、この能力は解脱した「真我」の状態であってようやく行使できる能力レベルかもしれませんが…。
※「理知」…
https://ameblo.jp/uchugakko/entry-10832009513.html
http://a.yourpedia.org/wiki/%E3%83%A8%E3%82%AC%E3%81%AE%E5%AE%87%E5%AE%99%E8%A6%B3#.E7.90.86.E7.9F.A5
「理知」を静止させることはとても難しいでしょうが、「パラサイト」がまとっている身体である「幽体（低位のアストラルボディ）」を凍結させたり、静止させたりする魔法は可能でしょうね。こちらの方法の魔法のほうが、より現実性が高いと考えられますね。
・下位幽体……地獄界・動物界の微細次元とされている。（瞑想では使用しない）
・上位幽体……人間界と低級霊界の微細次元。（幽霊が使う身体。いわゆる「幽体離脱」時の身体。瞑想では通常は使用しない）
水波は人間を捨てたくないはずだ。
でも深雪が状況を「自分と達也さまだったら」と置き換えた時、深雪は迷うことなく達也さまの手を取る決意をした。
水波はそこまでではないにせよ、好意を抱いた光宣を、「自分を助けようとしてくれる」光宣の手を振り払うことはできなかったんだろう…か。
目の前で「自分に良くしてくれた」人が殺されそうだったら、「好き」かもしれないという感情を抱いた人だったら…止めに入ってしまうのかもしれない。
水波だって深雪が攻撃しないのは自分がいたからだと理解しているはず。
主に気を使われて、主の意向とは沿わない行動をしていることは水波が一番よく知っているはずだし理解しているはず。
達也さまや深雪がどれだけ水波に良くしてくれていたか、一番わかっているのも水波のはず。
それでも水波は光宣についていった。
※水波さんは元々パラサイトにはなりたくないし、光宣さんは水波さんの寿命を延ばして魔法能力を回復させるためにパラサイト能力を利用させたいと思っていますが、水波さんがパラサイト化を希望しないのであれば、無理強いはしません。
いちばん優れた解決法は、水波さんが、光宣さんの話をよく訊きだし、光宣さんがパラサイトの精神を調御していて人間精神のほうが主人公である状態を、先ずは理解すること。
次に、光宣さんに同意を得た上で、深雪さんか達也さんに連絡を取り、光宣さんの状態を正確に伝え、協力し合って米国のパラサイトたち全員を駆逐すること。
そして、司波達也さんに協力して、人間の意識からパラサイトの意識を完全に分離して、パラサイトの能力だけを利用できる方法を確立すること。
このことによって、光宣さんのパラサイトとしての危険性は完全に無くなるとともに、水波さんも能力を取り戻すことができ寿命も戻ります。
あとは次号（28巻）で、水波さんが、これくらいの臨機応変な智慧が働く女性であることを願うだけです。
●新しい戦略級魔法師 一条将輝
一条将輝と吉祥寺真紅郎に戦略級魔法を渡したのは、佐渡島の防衛と…生贄の意味合いがあるんじゃないかなぁ…と思っている。
達也さまがもたらした新しい魔法技術「チェインキャスト」を使って作り出された戦略級魔法「海爆(オーシャン・ブラスト)」。
深雪に適性があるとわかっていても、深雪に渡さなかったのは…しがらみがついて回るからかなぁ。
※わたしの感想としては、生贄の意味合いはまったくないでしょうね。
�｜Ｌ蕕気鵑砲蓮△い弔任盪｜里靴凸妓�化できること。
��必要があれば、いつでも深雪さんに、もっと強力な「オーシャン・ブラスト」を容易に授けることができるので、彼らの脅威にならないでしょうね。
◆佐渡島から放った海爆(オーシャン・ブラスト)で新ソビエトの艦隊を葬ったことで、一条将輝は戦略級魔法師として登録された。
※問題は、
�＾貍鮠�輝・吉祥寺新九郎さんたちは、ロシアのベゾブラゾフさんの戦略級魔法「トゥマーン・ボンバ」を完全に防ぐ手立てをまだ持っていないことです。
司波達也さんは、この問題点をどのように解決するのでしょうか？
��同じことが、巳焼島にいるリーナさんにも言えますね。
●カノープス救出作戦
「ミッドウェー島」は、ハワイと日本とを結ぶ線上のハワイよりにある火山諸島のようですね。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%83%E3%83%89%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%BC%E5%B3%B6
一見すると平地がほとんどで、サンゴ礁のように見えますが、ハワイ諸島のようなものが、太平洋プレートの移動と共にどんどん沈んでいって、山頂部分だけが水面上に出ていて、波に洗われて平地になったのかも。
カノープスさん救出と、できればついでに米国スターズ軍内のパラサイトたちを全滅させることができればいいのですが…。
そのためには、水波さんが光宣さんを説得して、協力体制で実行するのがいちばん良い方法なのですが、さて、作者の佐島さんはどういうストーリー展開になさるのでしょうね。
次号「28巻 追跡編」が楽しみです。
いつもありがとうございます。
みんなが神の子：神の子クリシュナ
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